みなさんこんばんは、たかパパです。
2014年に2位になり1996年以来遠ざかっている優勝に近づいたかと
思いましたが、そこからまさかの3年連続Bクラス。
大型補強を行いながら5位に沈んだ2015年は記憶に新しいところ
ではないでしょうか。
そのオリックスですが、今シーズンはルーキーの活躍や若手の
台頭もありファンを大いに喜ばせましたが、大型連勝の後に
大型連敗もあって、ファンをヤキモキさせるシーズンでした。
来シーズンは2014年以来のAクラス入り、そして22年ぶりの
リーグ優勝を目指す戦いとなります。
そこで、今回はオリックスの来シーズンの開幕投手と開幕スタメンを
予想していきたいと思います!
引用元:https://www.buffaloes.co.jp/news/detail/5748.html
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注目の開幕投手!来シーズンも金子で決まり?
まず2018年度の開幕投手ですが過去10年で6度も開幕投手を
務めている金子投手が来シーズンも開幕投手の最有力です。
ここ5年でもケガで出遅れた2015年を除いてすべて開幕投手を
務めています。
今シーズンはチーム最多となる12勝を挙げ、完投数(6)、
投球回数(184回1/3)、QS数(17)すべてチームトップの
成績を残しています。もっとも、リーグ9位の成績とはいえ、
防御率が3.47と全盛期からすると少し物足りない成績。
また、被本塁打数が21でリーグワーストと安定感を欠いていた
印象が強いです。
ただ、ほかに開幕投手を務められるだけの実力と実績を持った
投手がいないのも事実。実績と今シーズンの成績から開幕投手は
金子投手で決定でしょう。
対抗するとすれば、2015年に開幕投手を務めたディクソン投手と
ルーキーながらチーム2位タイとなる8勝を挙げた山岡投手。
ディクソン投手は5年間で一度も10勝以上を挙げたことはありませんが、
毎年ローテーションを守り、5年間の通算成績で3.30と安定感があります。
最も貯金を作ったシーズンが一度もないのがネック。
エースが務める開幕投手は難しいでしょうか。
もう一人の対抗馬の山岡投手は、新人ながら開幕ローテーションを守り、
防御率3.74とリーグ11位、投球回数は149回1/3とリーグ10位で、
完投数も2つあるなど、社会人No.1ルーキーの名に恥じない好成績。
ダルビッシュ投手が高校時代に大絶賛しただけの能力を存分にプロの
世界でも見せてくれました。
惜しむらくは負けが11もあり、負け越してしまったこと。
打線の援護に恵まれなかったという事情はありますが、開幕投手となるには
少し厳しいでしょうか。
もっとも、将来的にはチームのエースとなること間違いない投手。
来シーズン以降も山岡投手には注目です。
残りのローテーション3枠は、松葉投手、西投手、山崎投手、山本投手、
そしてルーキーの田嶋投手の5人で争うことになりそうです。
まずは、金子投手、ディクソン投手、山岡投手の3投手を含めた成績を
見ていきたいと思います。
先発数 | 勝利数 | QS | 防御率 | K/BB | WHIP | |
金子 | 27 | 12 | 17 | 3.47 | 2.52 | 1.17 |
ディクソン | 25 | 8 | 10 | 3.24 | 2.05 | 1.37 |
山岡 | 24 | 8 | 14 | 3.74 | 2.46 | 1.27 |
松葉 | 22 | 3 | 15 | 4.46 | 2.25 | 1.24 |
西 | 17 | 5 | 11 | 3.44 | 3.03 | 1.16 |
山崎 | 7 | 2 | 1 | 4.40 | 1.05 | 1.60 |
山本 | 5 | 1 | 1 | 5.32 | 2.86 | 1.65 |
勝利には恵まれませんでしたが、ローテーションを守った
松葉投手が4番手の最有力。
防御率4.46と昨シーズンの3.26から悪化しましたが、
QSが15とチーム2位という成績からわかる通り試合を作る
能力はあります。試合序盤に大崩れする悪癖をなくせば
飛躍も期待できます。
5番手は西投手。昨シーズンまで3年連続2桁勝利を挙げて
いましたが、今シーズンは5勝にとどまりました。
西投手といえば、先発投手陣の中心となるべき存在ですが、
なかなか最後の殻を突き破れず苦しんでいる印象。
K/BBが3.03とコントロールはいいですが、突如制球を乱す
悪癖があるのが難点。来シーズンこそ殻を突き破ってほしいですね。
6番手は、2014年ドラフト1位の山崎投手と高校生ルーキーながら
彗星のごとく登場し、鮮烈な印象を残した山本投手、そして社会人
No.1投手の新人田嶋投手の熾烈な争いとなりそうです。
もっとも有力なのは山本投手。150キロの速球だけではなく、
切れのいいスライダーを持つ球界注目の若手です。
また、制球力も悪くなく、K/BBが2.86。首脳陣からの評価も高いことから、
来シーズンはローテーション入りが期待されます。
山本投手は、コントロールが悪いのが難点。この弱点を克服できる
かがカギですね。
田嶋投手は、オープン戦で結果を残せるかどうかがカギとなりそう。
もっとも、松葉投手はリリーフもできることから、田嶋投手を
ローテーションとして起用することも十分あり得ます。
キャンプやオープン戦を通じて熾烈な争いが繰り広げられそうです。
先発ローテーションは?
現段階の戦力から考えると・・・
①金子
②西
③ディクソン
④山岡
⑤松葉
⑥田嶋
でしょうか?
※追記しました!
開幕投手は西投手となりました。
気になる開幕スタメンは?
まずは、今シーズンの開幕スタメンと終盤のスタメンを見てみたいと思います。
開幕スタメン | シーズン終盤 | |||
遊 | 安達 | 遊 | 安達 | |
二 | 西野 | 中 | 駿太 | |
DH | 中島 | DH | 吉田 | |
右 | ロメロ | 右 | ロメロ | |
三 | 小谷野 | 三 | 小谷野 | |
一 | T-岡田 | 一 | マレーロ | |
左 | 小島 | 左 | T-岡田 | |
捕 | 若月 | 二 | 大城 | |
中 | 駿太 | 捕 | 伊藤 |
昨年ブレークした吉田選手はケガで出遅れ。
小島選手と西野選手はともに打撃不振などからマレーロ選手と
大城選手に取って代わられました。
来シーズンの開幕スタメンは、シーズン後半のスタメンがベースと
なります。
課題はショート。
不動のレギュラーの安達選手が病気の影響もあり、打率2割3厘と低迷。
来シーズンも基本的にはスタメンで起用される見通しですが、
オープン戦の成績次第ではレギュラー交代もあり得るかもしれません。
そのような状況も踏まえて、予想した開幕スタメンはこちら。
予想スタメン | |
左 | T-岡田 |
遊 | 安達 |
右 | 吉田 |
中 | ロメロ |
三 | 小谷野 |
一 | マレーロ |
DH | 中島 |
二 | 大城 |
捕 | 伊藤 |
センターのレギュラーである駿太選手を外し、中島選手を入れる
オーダーを予想。今シーズン2割8分5厘と成績を残したことから
開幕スタメンが有力です。
安達選手や大城選手がしっかりとつなぎ役を果たすことで切れ目の
ない打線が期待できそうです。
新守護神に増井!気になるルーキーは?
日本ハムからFAで増井投手を補強。
平野投手がメジャー移籍濃厚となったことから来シーズンは増井投手が
守護神を務めることになりそうです。
そのほかの補強としては、外国人で先発投手を補強する見込み。
正式発表はまだですが、メジャー7勝の左腕アルバース投手の入団が
濃厚となっています。6番手投手候補として、山本投手、山崎投手、
田嶋投手と争うことになりそうです。
ドラフトでは、1位で田嶋投手、2位で鈴木投手と社会人で高評価だった
2投手の指名に成功。また、3位で内野手の福田選手を指名。
ショートのレギュラーが不在となっていることから、走攻守において
社会人トップクラスの福田選手は開幕スタメンに割って入ることが
期待されています。
4位以下では高校生投手を1人、高校生野手を2人、社会人野手を2人と
野手中心のドラフト指名となりました。
投手は、若手の台頭が期待できる状況になってきた一方で、野手は
駿太選手をはじめ伸び悩んでいる選手が多いことが背景にあるようです。
1位から3位の社会人選手は即戦力として期待されていますが、
4位の高校生投手の本田選手も評価が高い投手。今シーズンの
山本投手のように、1年目で1軍デビューもありえるかもしれません。
近年は若手を多く起用しているオリックス。来シーズンもルーキーの
出番が多くあるかもしれません。
注目選手は?
やはりドラフト1位ルーキーの田嶋投手、
筆者激押しは昨年入団の山本由伸投手。
山本投手は2年目でまだ有資格者でもあり
ともに新人王候補です!
オープン戦絶好調の宗選手も見逃せません。
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まとめ
今シーズンは山岡投手が活躍し、山本投手が高卒らしからぬ1軍デビューを
果たすなど若手が台頭し、活気づいています。
野手も、吉田選手がケガがありながらも出場した試合ではしっかりと
結果を残し、大城選手もセカンドに定着するなど、若返りが進んでいます。
来シーズン以降、上位に食い込むために必要なのは主力となるべき選手の
奮起。
特に小谷野選手やT-岡田選手、金子投手がしっかりと活躍できれば、
Aクラス入りも見えてきます。来シーズンどのような戦いを
見せてくれるか注目ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。