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2019年ドラフト会議!大学社会人投手の目玉は誰だ?スカウト評価も

どうもこんにちは、たかパパです!

今回は大学社会人投手編です。

佐々木、奥川の高校生投手2人の陰に隠れがちですが、大学社会人の投手には、1軍ですぐに投げられそうな即戦力候補が揃っています。

それだけに、外れ1位にするのか単独指名で行くのか、各球団のドラフト戦略が楽しみでもあります。

というわけで、大学や社会人で鍛えられた、実力派の投手たちを紹介していきます!

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大学社会人投手の目玉はこの10人!

あくまで個人的な感想ですが、今年の大学社会人投手の目玉はこの10人だと思います。

いずれも実績十分で、即戦力として活躍できそうな面々ですし、ドラフト1位や重複指名があっても驚かないと思います。

それでは、各選手の特徴をスカウトの評価を交えて紹介していきます!

森下暢仁(明治大)
津森宥紀(東北福祉大)
杉山晃基(創価大)
北山比呂(日本体育大)
村西良太(近畿大)
坂本裕哉(立命館大)
太田龍(JR東日本)
宮川哲(東芝)
立野和明(東海理化)
河野竜生(JFE西日本)

大学社会人投手の目玉の特徴は?

明治大 森下暢仁(もりした・まさと)

大分商→明治大
180cm/73kg
右投/右打

最速155kmを誇る大学ナンバーワン右腕です。
2019年春季リーグでは4勝を挙げて優勝に貢献、大学選手権でも2勝して38年ぶりの日本一の原動力となりました。

伸びのある直球に落差の大きなカーブ、鋭いスライダーやカットボール、チェンジアップを交えた投球は安定感抜群で、制球やフィールディングもプロレベルです。

1年目から即戦力として計算できる投手なので、投手陣の補強が必要な球団の有力な1位指名候補だと思いますし、重複指名も十分に考えられます。

広島苑田スカウト統括部長「大学NO・1。本当に即戦力。この投球ならば、プロでも1軍のローテーションにも入れるんじゃないですか。フィールディングがいいのも魅力」
ソフトバンク宮田スカウト「これまでは150キロの球がシュート回転していた。それがなくなった。カットボールでも141キロ。チェンジアップもいい。リーグ戦以上の投球を全国大会で見せてくれた」
オリックス由田スカウト「球も全てにおいてレベルアップしているし、この春、主将になってから何より勝負強くなった。勝ちきれる投手になった。精神的な成長を感じます」(日刊スポーツより)

オリックス・古屋英夫編成副部長は「今すぐにでも欲しいくらい」と即戦力として高評価。西武・潮崎哲也編成Gディレクターも「決勝で力むかなと思って見ていたがそれがない。全てにおいて能力が高い」と絶賛し、DeNA・吉田孝司スカウト部長も「即戦力投手の中ではNo.1」と賛辞が相次いだ。(スポーツニッポンより)

森下を担当する広島・尾形スカウトがこう言う。「常時140キロ台後半の真っすぐ、大きく割れるタテのカーブが特徴。カットボールとチェンジアップを加え、いつでもストライクが取れる球種がいくつもあります。コントロールが良く、フィールディングや牽制といった投球以外も素晴らしい。1年目から10勝できる。完成度の高い投手です」(日刊ゲンダイより)

東北福祉大 津森宥紀(つもり・ゆうき)

和歌山東高→東北福祉大
177cm/78kg
右打/右投

サイドスローから最速149kmの直球とスライダー、シンカーを投げ分けます。
東北福祉大学では1年春からリーグ戦に登板し、3年春には大学日本一に貢献。最優秀投手賞を獲得しています。

サイドスローながら、制球より球威で勝負するタイプで、右打者は打ちにくい投手だと思います。

左打者対策が課題ですが、マウンド度胸もあるので、中継ぎや抑えの適性があるのではないでしょうか。
リリーフ陣の手薄な球団からは上位指名もありそうです。

ロッテの井辺スカウトは「サイドからの直球の伸び、変化球のキレは変わらずよかった。長く放っても(ボールが)ブレない」と好印象。「ブルペンで球がバラついても、マウンドでしっかり結果を出す修正能力もあった」と成長ぶりに目を見張った。「あとは左打者対策がしっかりできれば」と課題も挙げたが、「サイドスローは重宝する。来年のドラフト上位候補」と話した。(SANSPOより)

創価大 杉山晃基(すぎやま・こうき)

盛岡大附高→創価大
183cm/84kg
右投/右打

創価大では2年春からエース格としてマウンドに登り、4年春まで通算22勝1敗、防御率1.38と圧倒的な成績を残しています。

最速154kmの本格派右腕で、直球を軸にスライダー、カーブ、フォークを交えた投球スタイルです。

制球や変化球の精度に課題はありますが、力のある直球は魅力十分で、まだ発展途上の投手と言えるでしょう。

ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「本来は力で押す投球。そういう意味では、変化球中心という違った一面を見せた。将来的には、広島・大瀬良タイプかなとみてている」と評価。阪神・吉野スカウトは「変化球が多かったが、もっと真っすぐで攻めるのが持ち味だと思う」と話した。(SANSPOより)

巨人の長谷川国利スカウト部長は「学生時代の(菅野)智之を見ているよう。馬力もあるし、リーチがあって伸びしろが期待できる」と評した。(スポーツニッポンより)

日体大 北山比呂(きたやま・ひろ)

横浜高→日体大
176cm/79kg
右投/右打

横浜高では控え投手で甲子園出場は無く、日体大でも3年から頭角を現した右腕です。
4年春のリーグ戦ではエースとして5勝0敗で最優秀投手賞を獲得しました。

最速154kmの直球とスライダーを軸に、緩いカーブやチェンジアップ、スプリットも持っています。

直球の質の良さが高く評価されており、直球で空振りやファールが奪えるタイプです。
直球に威力と魅力があるだけに、細かい制球と変化球のレベルアップが課題だと思います。

今秋のドラフト候補で最速151キロ右腕の日体大・北山がリーグ戦初勝利を完封で飾った。被安打2の8奪三振。緊張からくる投球フォームのズレを試合中に修正し「抑えられてよかった」。6球団のスカウトが視察。阪神の平塚スカウトは「ボールが強い」と評価した。(SANSPOより)

日体大・北山比呂投手が、中日など7球団スカウトの前で先発した。三回に4連打を浴びるなど、5回4失点5奪三振。この日の最速はスカウトのスピードガンでの147キロながら、140キロ台後半を平均で出す自信もある。ヤクルト・丸山スカウトも「(直球の力は)もっともっと強い」と実力を認める。(デイリースポーツより)

近畿大 村西良太(むらにし・りょうた)

津名高→近畿大
174cm/72kg
右投/左打

サイドから最速152kmの力のある球を投げ込みます。
球威のある直球に加えスライダー、スプリットも決め球に使えるレベルです。

近畿大では3年秋にリリーフエースとしてリーグ戦優勝に貢献し、先発に転向した4年春には4勝を挙げています。

制球に課題が残りますが、速球派のサイドスローはプロでも貴重な存在でしょう。
短いイニングを力で抑えるリリーフタイプだと思います。

阪神・和田豊TAは「左の内角に決まるストレートが素晴らしかった。変化球をよりコントロールできればおもしろい」と評価していた。(デイリースポーツより)

中日・中田アマスカウト・アドバイザー「とにかく球威がある。最低でも6割を思うところに制球できるようになれば、打てない」(スポーツニッポンより)

立命館大 坂本裕哉(さかもと・ゆうや)

福岡大大濠高→立命館大
180cm/85kg
左投/左打

立命館大では2年春からリーグ戦に登板し、3年春と4年春に優勝。
特に4年春には5勝1敗、防御率0.84の活躍で、MVP、最優秀投手、ベストナインの3冠を獲得しました。

最速148kmの直球に加え、スライダー、カットボール、チェンジアップ、カーブと変化球も多彩。
直球だけでなく低めの変化球でも三振が奪えます。

投手としての総合力、完成度が高く、大学ナンバーワン左腕だと思います。
先発左腕が欲しい球団の上位指名もあるかもしれません。

阪神・熊野スカウト「コースに確実に投げ分けられている。投げるごとに調子を上げて来ているし、これからもっと注目を集める選手になる」(スポーツニッポンより)

ネット裏では巨人の長谷川スカウト部長、渡辺スカウトが見つめた中、渡辺スカウトは「まっすぐの制球がいい。これからもっと上がってくるのでは」と評価。(デイリースポーツより)

JR東日本 太田龍(おおた・りゅう)

れいめい高→JR東日本
190cm/94kg
右投/右打

恵まれた体格から最速154kmの直球を投げ込む本格派右腕です。
社会人2年目の都市対抗では11回1/3を11奪三振無得点に抑え、若獅子賞を獲得しています。

長身から投げ下ろす質の高い直球を軸に、スライダー、スプリット、チェンジアップ、カーブ、ツーシームを織り交ぜた投球スタイルです。

制球や変化球の精度に課題はありますが、潜在能力と将来性が各球団から高く評価されており、1位指名は確実だと思います。

ロッテ・永野チーフスカウトは「(1位指名の)12人に入ってくるでしょう」と評価した。(SANSPOより)

DeNAの進藤達哉編成部長「ちゃんと下半身を粘って投げられている。これだけ投げれたら十分。調子をキープできれば1位もあるかもしれない」(スポーツニッポンより)

東芝 宮川哲(みやがわ・てつ)

東海大山形高→上武大→東芝
177cm/82kg
右投/右打

最速154kmの本格派右腕です。
直球はもちろん、縦のスライダー、カットボール、フォークの精度も高く、完成度では社会人ナンバーワン右腕ではないでしょうか。

社会人では先発と抑えの両方を経験しており、抑えでの起用を考えている球団もあるかもしれませんね。

各球団からは即戦力として評価されており、間違いなく1位指名候補の一人だと思います。

ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「球の力で抑えられる。先発でいけると思うし、上位12人に入るでしょう」と1位候補に挙げ、楽天・後関スカウト部長も「球の力でいけば12人に入ってくるだろう」と評価した。(SANSPOより)

巨人・円谷スカウト「素晴らしい。真っ直ぐでファウルが取れ落ちるボールで空振りが取れる」(スポーツニッポンより)

東海理化 立野和明(たての・かずあき)

中部大第一高→東海理化
181cm/77kg
右投/右打

社会人1年目からリリーフで実戦経験を積み、2年目から先発を任されるようになりました。

最速152kmの直球に加え、スライダー、カットボール、フォーク、カーブ、ツーシームと多彩な変化球を投げ分けます。

社会人になって球速が10kmアップするなど、まだまだ成長途上の投手であることも大きな魅力です。

中日の中田宗男スカウトアドバイザーは「球の質が高い。特に角度がいい。力的には(1位指名の)12人に入ってくる。将来性を含め、欲しい選手」と話す。(中日スポーツより)

日本ハム・大渕スカウト部長「多彩な球種と安定した制球力。1位の12人に入ってくる可能性はある」
ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク「今日の状態で評価は変わらない。若くて伸びしろもある」
ロッテ・永野チーフスカウト「どの球でもストライクが取れる精度がある」
巨人・青木スカウト「いいときは、もっと打者の手元で真っすぐ、カットボールを押し込める」(スポーツ報知より)

JFE西日本 河野竜生(かわの・りゅうせい)

鳴門高→JFE西日本
174cm/81kg
左投/左打

鳴門高で3年連続夏の甲子園に出場し、3年時には8強入りの原動力になりました。
社会人1年目から登板機会を獲得し、社会人屈指の左腕として評価されています。

身体は大きくありませんが、最速151kmの直球に加え、スライダー、カーブ、フォーク等の変化球の精度も高く、打者の内角を突く強気の投球が持ち味です。

打者がタイミングを取りにくい、テイクバックの小さなフォームも評価の高さにつながっており、即戦力左腕として各球団の注目を集めています。

中日・米村明アマスカウトチーフは「四球で崩れることが絶対にない投手」と制球力を評価し、広島・白武佳久スカウト部長は「打者から腕が見えにくい投げ方だし、右(打者)にも左にも内角を突けるということは、指先の感覚も素晴らしいということ」と話す。楽天・福田功プロアマスカウトアドバイザーは「(ドラフト1位の)12人には間違いなく入ってくる」と断言した。(スポーツニッポンより)

巨人渡辺政仁スカウト:テークバックが見づらくてタイミングが取りづらい。緩急も使えるし先発でもリリーフでもいけるタイプ。(スポーツニッポンより)

まとめ

いかがでしたか?

今年の大学社会人にも、即戦力として期待がかかる投手が揃っています。

投手陣の整備が急務の球団は、高校生よりも大学社会人投手の獲得を優先するかもしれませんね。

いずれにしても、どの球団がどの投手をどの順位で指名するのか、今から楽しみです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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