2019近江高校野球部メンバー！注目選手や多賀章仁監督の実績や手腕についても

みなさんこんにちは、たかパパです。

いよいよ筆者が大好きな夏の高校野球の季節がやってきました。
昨年秋の新チーム始動から秋季大会、春季大会を経ていよいよ令和初の夏の甲子園の切符を賭けた戦いがスタートします。

今回ご紹介するのは昨年夏ベスト8の滋賀県の大本命近江高校です。

近江高校は昨年夏の甲子園で林-有馬の2年生バッテリーで勝ち進み、順々決勝で金足農業の劇的なサヨナラスクイズの前に敗れたのは記憶に新しいところです。

めちゃくちゃ個人的な意見ですが、昨年夏の甲子園に関して言えばベスト8に残ったチームで唯一大阪桐蔭に勝てそうなチームが近江だったのではないでしょうか？
技巧派と正統派タイプのエース格が複数での継投策、守備も鍛えられていて足も使える上に、ここぞの場面で一撃で仕留められるスラッガータイプの北村君も居て…と、タラレバを話しても仕方がありませんね。

金足農に敗れた後の砂を集めている場面での選手たちのやり取りがとても心地よくて筆者はファンになってしまいました(笑)

近江高校負けたけどめっちゃいい試合やった、感動をありがとう
この時の会話が面白い
『あいつ半端ないって』
『俺の分まで取るなよ』#金足農業高校 #近江高校 #サヨナラ #スクイズ #ノーアウト満塁 #吉田くん #金足農業高校 #ツーランスクイズ pic.twitter.com/JrICF3dKNf

— yyyyyyuuu@7月23.24京セラ (@baseball__JAPAN) August 18, 2018

ちょっとYoutubeでいいまとめが有ったので掲載してみます。

昨年秋の新チームは秋の滋賀県大会を制しましたが、近畿大会では1回戦で報徳学園に敗れてしまい春の選抜出場は逃しました。
しかしながら昨年夏から県内無敗、さらには今春の近畿王者になった近江がこの夏の滋賀県の大本命と言って良いと思います。
滋賀学園や近江兄弟社などの有力校が後を追う展開ですが、全国レベルの戦力を持つ近江の優位は変わらないと思います。

エース林君が怪我でもしない限り、そして余程の波瀾が無い限りは滋賀県大会を制することでしょう。
林君と有馬君の黄金バッテリーが昨年夏のリベンジを果たすことに期待しつつ、ご紹介していきたいと思います。

2019年近江高校野球部メンバーと出身中学その他

以下、2019夏季滋賀県大会メンバーの一覧です。

番号	名前	位置	年	出身中学	前所属チーム
1	林優樹	投手	3	京都京都向島中	京都八幡シニア
2	有馬諒	捕手	3	奈良奈良平城中	奈良ウイング
3	板坂豪太	内野手	3	滋賀長浜木之本中	湖北ボーイズ
4	見市智哉	内野手	3	滋賀甲賀城山中	草津シニア
5	鈴木脩太	内野手	2	大阪堺原山台中	堺泉北シニア
6	土田龍空	内野手	2	滋賀米原米原中	湖北ボーイズ
7	岡田拓也	外野手	3	奈良生駒生駒北中	生駒中央ボーイズ
8	住谷湧也	外野手	3	滋賀栗東西中	滋賀栗東ボーイズ
9	勝部風雅	外野手	2	滋賀守山南中	滋賀栗東ボーイズ
10	近藤樹	控え	3	京都京都深草中	南京都シニア
11	浅野太輝	控え	3	滋賀守山南中	滋賀栗東ボーイズ
12	長谷川勝紀	控え	2	滋賀愛荘愛知中	滋賀ＵＮＪボーイズ
13	安田侑矢	控え	3	滋賀甲賀信楽中	甲賀相模ボーイズ
14	三浦聖太	控え	3	滋賀栗東中	大津瀬田ボーイズ
15	溝畑雄大	控え	2	三重伊賀青山中	奈良ウイング
16	髙木大地	控え	3	京都城陽西城陽中	京都宇治ボーイズ
17	藤居海斗	控え	3	滋賀彦根中	彦根J-Boy’s
18	島瀧悠真	控え	1	滋賀栗東西中	大津北シニア
19	教野純之介	控え	3	滋賀長浜木之本中	湖北ボーイズ
20	本郷凌園	控え	3	滋賀大津瀬田北中	大津瀬田ボーイズ

基本的に地元滋賀県の出身者中心ですが、近年躍進している私学ですので近畿圏からの入学者も増えている模様です。

2019年近江高校　注目選手は？

昨年2年生ながら夏の甲子園8強の原動力となったエースの林優樹君とキャッチャー有馬諒君がチームの中心です。

U-18日本高校代表候補にも選ばれた林優樹君は、甲子園を沸かせた得意のチェンジアップに加え、速球の力も増しており、高校生の技巧派左腕ではナンバーワンの評価を得ています。

あのダルビッシュ投手も自身のツイッターで林君のチェンジアップを激賞していましたね。

林選手のはオーソドックスなチェンジアップでレベル激高、田浦選手のは特殊なタイプですね。

＊名前を誤字ったので再度投稿しました

— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2019年7月10日

主将の有馬諒君も強肩と巧みなリードは全国トップクラスのキャッチャーと賞されており、林-有馬のバッテリーを攻略するのは難しそうです。

打線は昨夏の甲子園で8割近い高打率を残した住谷湧也君（センター）、キャッチャー有馬諒君の中軸に加え、昨年夏の甲子園を1年生から経験したショートの土田龍空君（2年）が急成長、切れ目のない打線になっています。

春季近畿大会準決勝では最終回に2点差をひっくり返すなど、勝負強さも備わっています。守備も堅く、本命にふさわしい戦力が整っていると思います。

多賀章仁監督の実績や手腕は？

出展元：https://www.asahi.com/koshien/aomori/news/TKY201203280132.html

2001年夏で滋賀県勢初の準優勝に輝いた近江高校。
そんな強豪と名高い同校野球部を率いるのが名将・多賀章仁監督。

高校時代は名門平安高校で捕手兼内野手としてプレーし、龍谷大学でも捕手としてプレーしました。
大学卒業後は龍谷大のコーチを務め、1983年より近江高校のコーチを経て、1989年近江高等学校硬式野球部監督に就任。
学校では副校長をしており、近江高校の名物監督として有名です。

近江高校就任後は15度甲子園出場に導いた手腕は確かなものです。
2001年には滋賀県勢として初の準優勝。
近江高校を率いてもうすぐ30年。もはやベテランの域に入った名将です。

ちなみに、多賀監督就任後の甲子園成績は以下の通りです。
平成4年(1992年)夏　1回戦
平成6年(1994年)夏　2回戦
平成8年(1996年)夏　1回戦
平成10年(1998年)春　2回戦
平成10年(1998年)夏　2回戦
平成13年(2001年)夏　準優勝
平成15年(2003年)春　ベスト8
平成15年(2003年)夏　2回戦
平成17年(2005年)夏　1回戦
平成19年(2007年)夏　2回戦
平成20年(2008年)夏　1回戦
平成24年(2012年)春　2回戦
平成26年(2014年)夏　3回戦
平成27年(2016年)春　2回戦
平成28年(2017年)夏　1回戦
平成30年(2018年)春　3回戦
平成30年(2018年)夏　ベスト8