みなさんこんばんは、たかパパです。
今年のパリーグは、昨シーズン日本一の
日本ハムが5位、3位のロッテは最下位に
沈むなど波乱のシーズンとなりました。
そんな中で下馬評を覆して開幕から首位
争いを演じ、最終的に4年ぶりのAクラス
入りを果たしたのが楽天です。
今シーズンは西武からエース岸投手がFAで
入団しましたが、先発中継ぎともに駒不足が
指摘されており、また野手陣も小粒感が
否めず苦戦必至とみられていました。
しかし蓋を開けてみると、則本投手、岸投手
に加え、美馬投手が先発投手陣を支え、
中継ぎでは福山投手、ハーマン投手、
高梨投手が、抑えでは松井投手が大車輪の
活躍。
投手陣の奮起に野手陣もウィーラー選手、
ペゲーロ選手、アマダー選手といった
外国人選手に加え、茂木選手や銀次選手を
中心に応え、上位進出を果たす重要な役割を
担いました。
そこで今回は来季5年ぶりのリーグ優勝を
目指す楽天の開幕スタメンと開幕投手を
予想していきたいと思います。
引用元：https://www.jiji.com/jc/p?id=20171016215849-0025249955
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目次
注目の開幕投手は？本命：則本投手、対抗：美馬投手、大穴：岸投手
まず今シーズンの主な先発投手の成績を見てみたいと思います。
| 先発数 | 勝利数 | QS | 防御率 | K/BB | WHIP | |
| 岸 | 26 | 8 | 20 | 2.76 | 4.97 | 1.02 |
| 美馬 | 26 | 11 | 16 | 3.26 | 4.06 | 1.10 |
| 則本 | 25 | 15 | 18 | 2.57 | 4.63 | 1.06 |
| 辛島 | 19 | 8 | 9 | 4.19 | 2.74 | 1.22 |
| 釜田 | 11 | 4 | 4 | 4.95 | 1.79 | 1.53 |
| 安樂 | 9 | 1 | 5 | 4.06 | 2.06 | 1.51 |
| 塩見 | 8 | 3 | 2 | 3.95 | 1.79 | 1.25 |
| *QS:6回まで3失点以内で抑えた試合数 | ||||||
| *K/BB:奪三振と与四球の比率 | ||||||
| *WHIP:投球回あたりの与四球・被安打数 | ||||||
チームの最多勝・最優秀防御率は則本投手。
今季の則本投手はプロ野球記録となる
8試合連続2桁奪三振を記録し、4年連続の
奪三振王に輝く充実のシーズンとなりました。
その他の成績を見てもQSの数はチーム2位、
制球力を示すK/BBも、1回あたりに許す
ランナーの数もチーム2位。
と安定感のある投球内容だったといえます。
このような成績を見てみると開幕投手に
ふさわしいといえそうです。
則本投手と開幕投手を争うのが、今年の
開幕投手を務めた美馬投手です。
今シーズンは自己最多となる11勝をマークし、
飛躍のシーズンとなりました。
成績を見てみると、則本投手や岸投手と
そん色ないQS数、K/BB、WHIPとなって
いますが、2年連続の開幕投手となるには
少し分が悪いといえます。
開幕投手になるためには、他の投手より
優れた成績を残すだけではなく、先発陣を
引っ張っていくという存在感も必要です。
実績も少ないですので来シーズン以降、
他の投手のお手本となるような成績、
能力を見せてエースと呼ばれるに
ふさわしい投手になってもらいたいですね。
大穴としたのが、今シーズンの本来の
開幕投手の岸投手です。
開幕戦はインフルエンザのため、登板
回避となりましたが、FA移籍初年度で
若いチームのお手本となる成績、投球を
見せてくれました。
勝利数には恵まれませんでしたがQS数は
則本投手を上回っており、安定した投球
内容が光りました。
また、制球力も前評判通り高く、K/BBが
4.97、1回あたりに許したランナーの数が
1.02とチームトップの成績。
岸投手の安定したピッチングが先発投手陣
にいい影響を与えたといっても過言では
ないでしょう。
もっとも開幕投手は、今シーズン最多勝争い
をし、投球内容も安定していた則本投手が
ふさわしいといえそうです。
来シーズンは、則本投手、美馬投手、岸投手
の3本柱に安定した成績を残してもらい、
釜田投手や安樂投手、藤平投手などの若手の
飛躍を期待したいですね。
※追記しました。
開幕投手は文句なしの則本投手！
先発ローテーションは？
キャンプから見ていると藤平投手が良いですね。
①則本
②岸
③美馬
④辛島
⑤藤平
⑥菅原
でしょうか？
気になる開幕スタメンは？
| 開幕スタメン | CSスタメン | |||
| 遊 | 茂木 | 遊 | 茂木 | |
| 右 | ペゲーロ | 二 | 藤田 | |
| 三 | ウィーラー | DH | ペゲーロ | |
| DH | アマダー | 三 | ウィーラー | |
| 二 | 銀次 | 一 | 銀次 | |
| 一 | 今江 | 左 | 島内 | |
| 中 | 島内 | 右 | 岡島 | |
| 左 | 聖澤 | 中 | オコエ | |
| 捕 | 嶋 | 捕 | 嶋 | |
開幕スタメンのベテラン今江選手は徐々に
出場機会を失い、代わりに守備力に定評の
ある藤田選手がレギュラーに昇格。
また、外野では聖澤選手に代わり、若手の
ホープオコエ選手が後半戦多くスタメンで
使われるようになりました。
シーズンの成績を見てみると、打率3割を
超えた打者はいませんでしたが、チームの
打率はリーグ3位の2割5分4厘で、
全12球団でも4位の好成績でした。
外国人3選手におんぶにだっこという
イメージが強かったですが、本塁打を
除けば、チャンスメイクで日本人選手が
安定的に役割を果たしたことが3位という
好成績を収めた要因といえそうです。
来シーズンの開幕スタメンですが、
今シーズンと大きく変わることはないと
思います。
| 2018予想スタメン | |
| 遊 | 茂木 |
| 二 | 藤田 |
| DH | ペゲーロ |
| 三 | ウィーラー |
| 一 | 銀次 |
| 左 | 島内 |
| 右 | 岡島 |
| 中 | オコエ |
| 捕 | 嶋 |
外野手のスタメンは、規定打席には未到達
ですが、3割を打ったオコエ選手に
任せると予想。
外国人3選手は残留ということですが、
打率2割3分7厘だったアマダー選手は
島内選手や岡島選手と争うことになり
そうですが、攻守に安定している島内選手
と岡島選手がそのままスタメンとなる
ことが濃厚です。
若手の抜擢も期待したいですが、もう少し
時間がかかりそうですね。
オフの補強状況と注目ルーキーについて
ここまで獲得したのは西武を戦力外となった
渡辺選手と、ソフトバンクからトレードで
獲得した山下選手の2人。
渡辺選手は層が薄い内野の補強として、
山下選手は替えの効かない嶋捕手の控え
としての補強と考えられます。
FAでの補強の話は現在のところ聞こえて
こないことから考えると、現有戦力で
来シーズンも戦っていくという方針と考えられます。
ここ最近、ドラフトで松井投手や茂木選手、
オコエ選手などヒットを次々引き当てている
楽天ですが、今年も注目の選手の指名に
成功しています。
その選手は、ドラフト2位の岩見選手です。
東京六大学リーグで史上初となる5試合連続
ホームランを記録したホームランバッター。
楽天はホームランバッターを外国人に頼って
いることから、和製大砲としての期待は
非常に高いです。
また外野手も絶対的なレギュラーがいないため、
開幕スタメンのチャンスも十分にある状況。
オープン戦で成績を残せるか注目です。
またドラフト1位で指名された近藤投手は
即戦力の先発投手として期待が高いです。
今シーズンの楽天は4番手以降の投手に悩ま
されたため、付け入る隙は十分にあります。
ローテーション入りできるか注目です。
注目選手は？
2016年ドラフト1位の藤平投手がオープン戦で
かなり良いですね。もともと投げっぷりが良い
投手でしたが今年は凄い球を投げてます。
まだ出て来るのに時間はかかりそうですが、
昨年のドラフト2位岩見選手の動向にも
注目したいところですね。
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まとめ
いかかでしたでしょうか。
前半戦は首位に立っていましたが、
選手層の薄さから後半失速してしまい
結果3位となりました。
しかし、投手では藤平投手、野手では
茂木選手、オコエ選手など若手が経験
を積み育ってきているのが来シーズン
に向けての明るい材料です。
来シーズンは、チーム2度目のリーグ優勝
に期待が持てそうです。
最後までお読み頂き有難うございました。