みなさんこんにちは、たかパパです!
あと一週間もすれば全国各地で夏の甲子園に向けての高校球児たちの熱い戦いがスタートします。筆者含めて、ワクワクとドキドキが止まらない季節もあとわずかですね。
記念すべき令和最初の夏の甲子園となる第101回全国高等学校野球選手権大会。
令和初の夏の甲子園の土を踏むのはどの高校でしょうか?
夏予選の組み合わせ抽選が行われた地区も増えてきて、夏の戦いに向けた緊張感が高まってきています。
いよいよ出場校予想も最終回、四国4地区です。
各地区とも有力校が激しく争っているだけでなく、話題の選手も多く、今年の四国は例年以上に熱くなること間違いなし!
というわけで、相変わらず最後まで自信はありませんでしたが、四国4地区の甲子園出場校を予想してみます。
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目次
【香川県】夏の甲子園地方予選優勝予想
引用;https://mainichi.jp/koshien/articles/20190323/k00/00m/050/154000c
【2017年出場校】三本松:準々決勝
【2018年出場校】丸亀城西:1回戦
【2018年秋季県大会優勝校】高松商
【2019年春の選抜出場校】高松商:2回戦
【2019年春季県大会優勝校】四国学院大香川西
【日程】7/13~7/27
選抜にも出場した名門高松商が総合力で他校をリードしており、本命視してもいいと思います。
後を追う四国学院大香川西、尽誠学園、英明、寒川など上位有力校のチーム力には大きな差がないだけに、高松商の状態次第では一気に混戦模様になるかもしれません。
高松商は昨秋の香川県大会、四国大会を制し、選抜でも1勝を挙げました。
チームの大黒柱はエース左腕の香川卓摩。165cmと小柄ですが、最速142kmの直球と多彩な変化球を持ち、緩急をつけた投球は安定感抜群です。
右腕の中塚公晴も最速141kmで、力のある球で打者に向かいます。川原稜矢、松下航大も力をつけています。
打線は1番飛倉爽汰(センター)から香川、浅野怜(ライト)、新居龍聖(キャッチャー)ら好打者が揃い、切れ目がありません。
岸本将翔(センター)、立岩知樹(ファースト)には長打力があり、全員がつなぐ意識を持ってチャンスに一気に畳みかける攻撃が持ち味です。
守備も堅く、春夏連続、夏は1996年以来の甲子園に死角は見当たりません。
春の県大会優勝の四国学院大香川西は青山友亮が投手陣の柱に成長しました。
制球力に優れ大崩れしない安定感のある投球が持ち味です。
打線は佐々木虹空(セカンド)、主将の広岡寿将(センター)を中心に、県大会ではチーム打率3割8分5厘と結果を残しました。
青山が粘り、打線が爆発するという勝ちパターンで2012年以来の夏の甲子園を目指します。
春準優勝の尽誠学園も、春の県大会5試合中3試合で2ケタ得点を挙げた強力打線が自慢です。
高校通算30本塁打の主砲永尾斗摩(キャッチャー)、宝来真己(サード)、福井駿(センター)を中心に長打力のある打者が並んでおり、夏も打ち勝つ野球で勝負します。
左腕の竹山晃樹、右の仲村光陽が中心の投手陣がどこまで粘れるかがポイントだと思います。
秋4強の英明は黒河竜司、寒川も加茂優太のプロ注目の絶対的なエースがチームを牽引。実力通りの投球ができれば、夏の頂点も見えてくるでしょう。
この他にも、昨年の代表丸亀城西、一昨年の代表三本松、藤井、高瀬、志度なども上位をうかがっています。
有力候補:高松商
対抗:四国学院大香川西、尽誠学園
代表校:高松商 23年ぶり20回目
香川 夏の甲子園地方予選結果
7月26日(金)準決勝
高松商 13 – 6(7回コールド)高松工芸
尽誠学園 2 – 11(7回コールド)英明
7月28日(日)決勝
高松商 2 – 1 英明
【徳島県】夏の甲子園地方予選優勝予想
引用;https://www.topics.or.jp/articles/-/180630
【2017年出場校】鳴戸渦潮:1回戦
【2018年出場校】鳴戸:1回戦
【2018年秋季県大会優勝校】川島
【2019年春の選抜出場校】富岡西:1回戦
【2019年春季県大会優勝校】徳島北
【日程】7/13~7/28
夏のシード権を獲得した富岡西、徳島商、徳島北、池田がほぼ横一線で並んでいます。
それぞれに持ち味が異なり、予想が難しいというのが本音です。
さらに、ノーシードとなった実力校も夏の頂点を狙っており、今年の徳島は実力伯仲の熱い戦いが繰り広げられそうです。
選抜で優勝した東邦に善戦し、春季中国大会でも準優勝した富岡西は、持ち前のノーサイン野球に一段と磨きがかかってきました。
チームの大黒柱はエースの浮橋幸太。140kmの直球と多彩な変化球を緩急を交えて投げ分け、制球、スタミナともに優れています。
攻撃では、浮橋、主将の坂本賢哉(ライト)を中心に、機動力や小技を積極的に用いてチャンスをモノにしていきます。
各選手が状況判断に優れており、相手のスキを見逃さないプレーは他校の脅威であり、浮橋を中心に春夏連続、そして初めての夏の甲子園に挑みます。
徳島商には能力の高い選手が多く、特に打線は強力です。
投打の柱はエースの村田龍哉。投げては最速141km、打撃でも高校通算28本塁打と四国を代表するプロ注目の強打者です。
この他にも主将の西村奨真(サード)、投手も兼ねる三宅諒(ライト)、身体能力抜群の石上泰輝(ショート)などタレント揃いです。
秋、春とも準優勝に終わっており、夏こそ優勝の思いは強そうです。
春の優勝校徳島北は投手陣が充実しています。
3年生の渡邉拓海は安定感があり、2年生の河野勇真は最速142km。この2枚看板で県大会を勝ち抜きました。
打線は蔭唯斗(センター)、林亮汰郎(ライト)、吉高匠哉(ショート)らが中心で、県大会では1試合平均7得点を挙げています。
投手陣に信頼が置けるだけに、さらなる打撃の底上げが2009年以来の甲子園につながっていくと思います。
秋、春とも4強入りした池田はエースの白川恵翔が大黒柱。“阿波の金太郎2世”の異名を持つプロ注目の143km右腕です。
白川は伝統の強力打線の中でも主将の小角翼(キャッチャー)とともに主軸を務めており、その投打に1992年以来の夏の甲子園がかかっています。
ノーシード勢にも上位を狙える実力校は少なくありません。
昨秋の県大会を制した川島はエース細谷海斗が安定感抜群の投球を見せ、全員野球で夏に臨みます。
昨年の代表校鳴門は左の西野知輝、右の竹内勇輝の2枚看板と1年から中軸を打つ浦和博(レフト)が中心。
一昨年の代表校鳴門渦潮は有持泰成が投打でチームを引っ張ります。
鳴門と鳴門渦潮は初戦で対戦が決まっており、勝者はシード勢にとっても大きな脅威になると思います。
有力候補:富岡西、徳島商
対抗:徳島北、池田
徳島 夏の甲子園地方予選結果
7月29日(月)準決勝
池田 0 – 8(7回コールド)富岡西
鳴門 4 – 3 徳島商
7月30日(火)決勝
鳴門 – 富岡西
【愛媛県】夏の甲子園地方予選優勝予想
引用;https://www.hb-nippon.com/news/36-hb-bsinfo/36383-bsinfo20190623002
【2017年出場校】済美:3回戦
【2018年出場校】済美:準決勝
【2018年秋季県大会優勝校】帝京五
【2019年春の選抜出場校】松山聖陵:1回戦
【2019年春季県大会優勝校】今治西
【日程】7/13~7/28
選抜出場の松山聖陵を中心に、今治西や帝京五、済美などが代表争いを繰り広げることになると思います。
各校とも実力伯仲と言えるだけに、混戦模様の展開になりそうです。
夏までにいかにチーム状態を整えられるか、序盤で勢いに乗れるかが勝敗を左右しそうです。
第1シードの松山聖陵は攻守のバランスに優れています。
投手陣は絶対な柱は不在ですが、主将の根本大蓮を中心に、平安山陽、瀬尾侑霞、高松亨有らに加え、セカンドの田窪琉風もマウンドに上がるなど、層の厚さが自慢です。
攻撃では俊足巧打の田窪、折田玲(センター)、長打力のある大村侑希(ファースト)、岸田明翔(キャッチャー)らが中心で、小技を絡めて持ち味のつなぐ打線で得点を重ねます。
選抜で先発した141km右腕の平安山がヒジの違和感で春季四国大会を欠場するなど、不安要素もあり、投手陣の一層の底上げが2016年以来の夏の甲子園へのカギを握っていると思います。
春季愛媛県大会を制した今治西は143km左腕の村上滉典が春以降大きく成長しました。
直球とキレのあるスライダーを軸に安定した投球を見せています。
経験豊富な右腕沢田和希も控えており、投手陣は充実しています。
打線も県大会で4割近いチーム打率を残しており、今村蓮(セカンド)、土居駿介(サード)、深川拓人(ライト)らがしぶとくつないで得点を重ねます。
守備も安定しており、2015年以来の甲子園に向けて士気は高まっています。
昨秋の県大会優勝の帝京五は攻撃力が高いチームです。
豊留輝将(サード)、若宮大聖(レフト)、迫間祥平(ショート)、谷本陸(ライト)ら勝負強い打者が揃い、犠打も交えて着実にチャンスを広げていきます。
片山維、坂本優樹、伊吹聖矢ら投手陣も安定しており、チーム一丸で初めての夏の甲子園に挑みます。
3年連続の甲子園を狙う済美はノーシードでの戦いとなりますが、決して侮れない存在です。
今年も伝統の強力打線は健在で、昨年からの中軸、芦谷泰雅(キャッチャー)、山田響(レフト)に加え、越智伊吹(サード)、矢野泰二郎(ファースト)ら力のある選手が揃っています。
投手陣は水田翔大、合田叶夢、林優人の1年生トリオが中心になりそうで、打線がどこまで援護できるかがポイントでしょう。
さらには攻撃力が光る春準優勝の八幡浜、左腕藤本大洋が成長した今治北、経験豊富な選手が揃う聖カタリナ、攻守のバランスがいい宇和島東なども頂点を狙える力があると思います。
有力候補:松山聖陵、今治西
対抗:帝京五、済美
愛媛 夏の甲子園地方予選結果
7月29日(月)準決勝
松山聖陵 9 – 2(8回コールド)小松
宇和島東 5 – 1 聖カタリナ
7月30日(火)決勝
宇和島東 × 松山聖陵
【高知県】夏の甲子園地方予選優勝予想
引用;https://www.asahi.com/articles/ASM533TN6M53PLPB008.html
【2017年出場校】明徳義塾:2回戦
【2018年出場校】高知商:3回戦
【2018年秋季県大会優勝校】高知商
【2019年春の選抜出場校】
【2019年春季県大会優勝校】明徳義塾
【日程】7/13~7/27
春以降、公式戦無敗の明徳義塾が一歩リードしています。
しかし、その差は僅かで、後を追う高知商、高知も戦力は充実しており、三つ巴の展開が濃厚です。
さらに、岡豊、土佐、高知中央などの実力校も加わり、今年も高知の夏は熱くなりそうです。
明徳義塾は春季県大会、四国大会、さらには県総体も優勝し、文句無しの第1シードで2017年以来の甲子園に向けた態勢を着々と整えています。
昨秋以降、主力に故障者が多かったにも関わらず、新戦力が台頭し、危なげなく勝利を重ねているのは、さすがと言うしかありません。
投手陣は継投策が中心で、左の服部遼馬、右の山田圭祐、玉手佑弥、さらには1年生左腕の代木大和も結果を残しています。左の林田大成が復帰すれば、投手陣の層はさらに厚みを増していきます。
打線も強力で、今年の公式戦はほとんどが2桁得点を挙げています。
主砲の安田陸(キャッチャー)が復帰し、古沢怜大(センター)、今釘勝(ショート)、 三浦優(レフト)ら好打者が揃う打線は一層充実しています。
県大会で乱れた守備面も四国大会ではしっかりと修正されており、総合力で明徳義塾の優位は揺るがないと思います。
昨年の代表校で秋優勝の高知商も攻守のバランスが取れています。
攻撃面では主将の山崎大智(ファースト)に加え、元山晶斗(セカンド)、昨年の甲子園でも活躍した西村貫輔(ショート)、上田周弥(サード)の2年生トリオが強力打線の中心を担っています。
投手陣は最速142kmの真城翔大、2年生の赤沢将宗の両右腕の継投が軸。しっかりと試合を作り、打線の援護を待ちたいところです。
昨年も今年と同様の第2シードから明徳義塾を破って甲子園出場を果たしており、その再現を狙います。
第3シードの高知は中学時代に軟式で150kmをマークした森木大智の加入で話題を集めました。
森木は春の大会や強豪との練習試合でも結果を残し、エースとして夏に臨みます。
安田祐大、安岡拳児、濱田世とコマは揃っており、森木の投球次第ではさらに充実した投手陣になりそうです。
打線は吉野圭吾(セカンド)、西村唯人(サード)、公文幸汰(レフト)らが得点源になっており、森木は打撃面でも期待されています。
森木はもちろん、森木に刺激を受けた選手たちがどんなプレーを見せるかにも注目です。
春4強の岡豊は第4シード。
エース右腕の植田ジゲンは四国選抜にも選ばれており、打の中心堀内勇成(センター)、主将の畦地遼翔(セカンド)らとともに初の甲子園に向けてチームを牽引します。
秋4強の土佐は横田啓悟が投打の中心で、高知中央は変則左腕の濱田海渡、投打で活躍の1年生板谷朋生など能力の高い選手が揃っています。
さらに、高知小津や土佐塾などが上位をうかがっています。
有力候補:明徳義塾
対抗:高知商、高知
代表校:明徳義塾 2年ぶり20回目
高知 夏の甲子園地方予選結果
7月28日(日)決勝
高知 1 – 4 明徳義塾
【各地区予想記事はこちらになります】
2019夏の甲子園出場校予想各地区まとめ
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
予想はあくまで予想なので、参考程度にしていただければと思います。
四国では各地区の代表争いはもちろん、高知のスーパー1年生森木投手のプレーが気になりますね。
すでに始まっている地区もあれば、組み合わせも続々と決まっており、高校球児の熱い夏はもうすぐ本番です。
令和最初の夏にどんなドラマが起こるか、高校野球ファンは全国各地の予選から目が離すことができませんね。
最後までご覧頂きありがとうございました。