みなさんこんばんは、たかパパです。
今シーズンのセ・リーグは広島が独走し、
2位の阪神に10ゲーム以上の差をつけての
優勝を果たしました。
もっとも悲願の日本一はCSで横浜に敗れ
今シーズンも果たせず。
来シーズンは球団史上初となる3連覇、
そして34年ぶりの日本一を目指します。
その広島に対抗するのは、今シーズン19年
ぶりに日本シリーズに進出したDeNA。
若手が順調に育っており、来シーズンさらに
飛躍が期待されます。
もっとも巨人や阪神という優勝を義務付け
られた伝統ある球団もだまってはいません。
伝統の意地とプライドを掛け広島を倒しに
行くはずです。
長年低迷していた広島と横浜の優勝争いに、
伝統ある巨人、阪神が割って入るという
構図となるでしょうか。
ということで今回はセリーグの来シーズン
の順位予想をしていきたいと思います。
引用元:https://matome.naver.jp/odai/2140953995156190501/2140954418861074203
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目次
1位予想 広島が3連覇有力!?
今シーズンセ・リーグを制した広島。
特に優れていたのが打撃面です。
得点736は12球団トップであり、唯一の
700点台。
チーム打率は.273とこちらも12球団で
トップの成績でした。
また、四球が511、犠打が116、盗塁が
112と3つ全て12球団で2位の成績。
安打だけではなく、走塁や小技、選球眼
などの細かい技術の積み重ねが圧倒的な
打撃力を支えていたことがわかります。
今オフに退団となった選手はいなかった
ことから今シーズンの骨格がそのまま維持
される見通し。
スランプやけが人の続出がなければ来季も
同等の成績が期待できそうです。
課題とすれば、投手陣か。
今季のチーム防御率は3.39でリーグ3位。
原因は、与四球にありそうです。
与四球476はリーグ4位で12球団9位の成績。
特に先発投手陣にコントロールにやや難の
ある投手が多いです。
来シーズン、与四球を減らせるかどうかが
3連覇のカギを握るかもしれません。
投打に圧倒的な戦力をそろえる広島。
今シーズン鈴木選手をシーズン終盤欠くこと
もありましたが、控え選手が活躍し勢いが
落ちることがありませんでした。
投手陣が若干の懸念材料ではありますが、
今季序盤のように打ち勝って行けると
予想します。
レギュラーが盤石、投手陣も頭数が揃って
いて、なおかつ控えも充実していることから
優勝候補筆頭として間違いなしでしょう。
2位予想 左腕充実で投手王国か?横浜DeNA!
今季19年ぶりに日本シリーズ進出を果たした
横浜DeNAベイスターズ。
パブリックビューイングでハマスタが満員
で大歓声だったのは感動すら覚えました。
終盤巨人の猛追を振り切って3位を死守した
ことからも、選手が自信をつけていること
がうかがえました。
今シーズンのDeNAは打高投低。
チーム打率.252はリーグ2位でしたが、
チーム防御率3.81はリーグ4位と打撃陣に
支えられてのリーグ3位という成績でした。
打撃を支えたのは、筒香選手、ロペス選手、
宮崎選手の中軸3人。
ロペス選手は打点王、宮崎選手は首位打者
とそれぞれタイトルを獲得。
筒香選手はシーズン前半は苦しみましたが、
最終的に打点はリーグ2位(94)、本塁打は
リーグ4位(28本)とチームを支えました。
来シーズンの課題は四球378とリーグ5位、
犠打84でリーグ6位、盗塁39でリーグ6位
からわかるように細かい技術の向上。
中軸の破壊力を活かすためにもその前の選手
がいかに塁に出て、得点圏に進めるかがカギ
を握りそうです。
怪我人が復帰する来季の先発陣は盤石とも
言ってよいでしょう。
井納・今永・ウィーランド・石田・濱口の
5枚に加えて、今年のドラ1左腕・東投手も
間違いなく比較的早い段階で出てくると
思いますので、王者ソフトバンクにも
引けを取らない強力な先発陣ですね。
もっとも優勝を目指すためには、課題の
中継ぎ投手陣の改善がテーマ。
8回のパットン、9回の山﨑投手はそれぞれ
防御率2.70、1.64と安定感がありましたが、
この2人に繋ぐまでが一苦労でした。
砂田投手、田中投手、三上投手は60試合
以上に登板しましたが、3投手とも4点台を
大きく超える防御率。
特に7回を任される事の多かった三上投手は
5点台と不安定さが目立ちました。
来シーズンこの3人がせめて3点台で抑える
ことができれば、優勝も十分可能ではない
でしょうか。
来季の横浜はここ10数年で一番良い状態。
しかしそれが広島の黄金期とぶつかって
いるのはなんとも勿体ない・・・。
3位予想 若手の成長がカギを握る阪神タイガース
https://baseballmaniaa.com/hanshin2018-startingmember-5032
今シーズン2位の阪神。
4位からの躍進を支えたのは投手陣です。
特に中継ぎ投手陣は盤石でそれを支えた
のが桑原選手。
昨シーズン登板がなかったことから、
これほどまで成長を遂げたことに驚きが
ありましたね。
そのほかの投手も岩崎投手、マテオ投手、
ドリス投手、髙橋投手、藤川投手が防御率
2点台。盤石の投手リレーで着実に勝ち星を
積み上げることに成功しました。
その一方で野手は課題を多く残しました。
チーム打率.249はリーグ3位、得点数も
589と同じくリーグ3位であったことから
悪くはないのですが、どこか物足りなさを
感じたのも事実です。
その原因は3割打者が一人もいなかったことと、
20本塁打以上をマークしたのが中谷選手1人
だったことにあるかもしれません。
鳥谷選手と糸井選手は2割9分台とまずまずの
成績でしたが、そのほかは2割5分前後。
特に若手は2割5分を切って期待を裏切っており、
この状態が来シーズンも続くようでは優勝を
目指すのは厳しいです。
また、ホームランで流れを変えることが
できる選手がいないことも課題の一つ。
期待のロサリオ選手が額面通り活躍できるか
がカギを握るか。
加えて、打撃成績でチーム上位の選手が
ベテランというのも気になる点。
鳥谷選手と糸井選手はまだまだ健在ですが、
福留選手はもはやフル稼働が望めない状態。
ベテラン選手に何かあれば大きく失速する
可能性が多いにありえます。
来シーズン若手が奮起して成績を向上させ
られるかどうかが上位進出のカギを握ります。
4位予想 投打に課題の巨人、いい意味で期待を裏切れるか?
実績のある選手を多く抱える巨人ですが、
ここ数年期待を裏切り続けています。
特に課題なのが野手。
チーム打率.249はリーグ3位でまずまずの
成績ですが、得点が536でリーグ4位と
なかなか得点に結びつかないのが課題です。
原因は長打率(.373)が低かったことと、
盗塁(56)と(87)犠打が少なく得点圏に
なかなか塁に進められなかったこと。
長打率が低迷した原因は、ホームラン数が
20本を超える選手が一人もいなかったこと
にあります。
これまで長野選手や阿部選手、村田選手など
長打力のある選手が打撃陣を支えていましたが、
その頼みの選手が軒並み成績を落としたのが
誤算でした。
来シーズンはホームラン王のゲレーロ選手が
加入することから長打力は幾分改善される
見込みですが、それだけでは優勝を目指す
うえでは不十分。
チームとして走塁や犠打進塁打などの小技を
しっかりと取り組んでいくことが得点力
アップには必要です。
投手陣は、マイコラス投手が抜けたことから
5番手以降の先発投手の出来がカギを握ります。
今シーズン同様に5番手6番手投手で勝ち星を
積み上げられないとなれば苦しい展開となる
ことが濃厚です。
もっとも、杉内投手、山口投手、吉川投手など
実績のある投手がいるだけに、これら投手の
復活があれば一気に優勝争いもあり得える
のではないでしょうか。
高橋監督の3年目の采配にも注目ですね。
5位予想 2年連続で投壊のヤクルト、打撃陣に賭ける!
チーム防御率4.21、チーム打率.234と
ともにリーグ最下位に終わったヤクルト。
成績だけを見ると投打共に明るいものを
見出せませんが、打撃面に関しては主力選手
の怪我と不振というエクスキューズがあります。
山田選手は、本来トリプルスリーを達成する
実力を持っており、坂口選手と雄平選手も
3割を打つ力があります。
また、川端選手も怪我がなければ3割以上を
打てる実力があります。
この4選手に、畠山選手、バレンティン選手の
長打力が加われば問題なくチーム打率と
得点数はリーグ上位に食い込めるはずです。
※1/30追記しました!
MLBから青木選手が電撃復帰しました!
これで打線は怪我人なくベストオーダー
が組めればリーグ最強クラスの破壊力。
かみ合えばAクラスもありますね。
課題は投手陣。
先発投手陣の頭数が揃わず、中継ぎ陣も
安定感を欠いていることが最大の問題。
来シーズン、劇的に良くなることへ期待は
できないことから、せめてチーム防御率を
3点台後半に踏みとどめ、打線の援護で勝つ
という展開を目指すしかないかもしれません。
投手次第では上位進出もあり得るだけの
戦力は有していますが、その投手陣が未知数。
打線は水物というだけに1年で好不調の波が
出やすいことから打線におんぶにだっこでは
上位進出は厳しいと予想します。
今年の96敗での最下位はその部分がモロに
出た形ですね・・・。
6位予想 来季は再建の1年!?中日ドラゴンズ!
チーム打率.247、チーム防御率4.05で共に
リーグ5位だった中日。
最下位と予想したのは主軸のゲレーロ選手が
抜けて、それに対して明確な補強が出来て
いない点にあります。
チーム得点数487のうち86を稼ぎ出した
選手が抜けるとなれば大きな痛手です。
助っ人外国人を呼び寄せるにしても当たり
はずれが激しく、その活躍は未知数。
得点力の低下は避けられないでしょう。
打撃に期待できないとなれば守り勝つ野球
を目指すこととなりそうですが、それも
期待できないほど弱体化が進んでいます。
田島投手と又吉投手の中継ぎは健在ですが、
それ以外の投手は結果を残せていません。
シーズン中に日本ハムから移籍の谷元選手や
ケガに苦しんでいる浅尾投手が活躍し、
祖父江投手や伊藤投手が一皮むけることが
できれば中継ぎの安定化を図ることが可能
ではあるのですが。
また、先発投手陣も数、質ともに欠いており
苦しい状態。若い選手が多いだけに何かの
きっかけで飛躍することもあり得ますが、
複数人は難しいか。
投打ともに量と質を欠いていることから苦戦は
必至。
若い選手が多いだけに数年先を見据えて若手を
育てていくのが先決かもしれません。
当サイトプロ野球・考察その他ランキングはこちら!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
1位 広島
2位 DeNA
3位 阪神
4位 巨人
5位 ヤクルト
6位 中日
という順位予想となりました。
筆者目安として来季は
広島 1-2位
横浜 1-3位
阪神 2-4位
巨人 2-4位
ヤク 4-6位
中日 4-6位
くらいのイメージですね。
来シーズンの注目は横浜DeNA。
日本シリーズで見せたような粘り強い
野球を展開できれば、優勝争いにも
絡んでいけそうな気がします。
投打に軸がしっかりしていることから、
いよいよ20年ぶりのリーグ優勝に近づく
ことができるか注目です。
また、毎年恒例の大型補強を行った巨人。
例年通り、FA選手が期待を裏切るのか、
それともしっかりと結果を残し優勝争いに
食い込むかこちらも注目です。
2位以下は混戦となりそうなセリーグ。
どのような展開になるか目が離せません!
最後までお読み頂き有難うございました。