みなさんこんにちは、たかパパです。
いよいよ筆者が大好きな夏の高校野球の季節がやってきました。
昨年秋の新チーム始動から秋季大会、春季大会を経ていよいよ令和初の夏の甲子園の切符を賭けた戦いがスタートしています。
今回ご紹介するのが神奈川県の強豪横浜高校です。
平田監督のもと全国のタレントたちが集まり、毎年強いチームを作り上げてきますが、神奈川県は東海大相模や桐蔭学園、桐光学園、慶應などの強豪がひしめく全国屈指の激戦区です。
この夏の神奈川は例年以上に熱い戦いが予想されますが、その辺りも含めてご紹介していきたいと思います。
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2019年横浜高校野球部メンバーと出身中学その他
2019夏季県大会メンバーの出身中学一覧です。
番号 | 名前 | 位置 | 年 | 出身中学 | 前所属チーム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 及川 雅貴 | 投手 | 3 | 千葉 匝瑳八日市場第二中 | 匝瑳シニア |
2 | 山口 海翔 | 捕手 | 3 | 神奈川 川崎向丘中 | 横浜青葉ボーイズ |
3 | 吉原 大稀 | 内野手 | 3 | 北海道 旭川明星中 | 旭川大雪ボーイズ |
4 | 内海 貴斗 | 内野手 | 3 | 神奈川 横浜末吉中 | 世田谷西シニア |
5 | 度会 隆輝 | 内野手 | 2 | 千葉 市川下貝塚中 | 佐倉シニア |
6 | 津田 啓史 | 内野手 | 2 | 熊本 熊本長嶺中 | 熊本中央ボーイズ |
7 | 冨田 進悟 | 外野手 | 2 | 東京 港三田中 | 新宿シニア |
8 | 大手 晴 | 外野手 | 2 | 静岡 磐田竜洋中 | 浜松シニア |
9 | 安達 大和 | 外野手 | 1 | 東京 葛飾双葉中 | 江戸川中央シニア |
10 | 木下 幹也 | 控え | 2 | 東京 練馬開進第三中 | 世田谷西シニア |
11 | 松本 隆之介 | 控え | 2 | 神奈川 横浜名瀬中 | 戸塚シニア |
12 | 立花 祥希 | 控え | 1 | 愛知 豊橋本郷中 | 愛知豊橋ボーイズ |
13 | 延末 勧太 | 控え | 1 | 東京 目黒大鳥中 | 世田谷西シニア |
14 | 鬼頭 勇気 | 控え | 2 | 神奈川 横浜みたけ台中 | 横浜保土ヶ谷ボーイズ |
15 | 金子 昂也 | 控え | 2 | 埼玉 さいたま泰平中 | 上尾シニア |
16 | 笹田 聡也 | 控え | 1 | 神奈川 横浜永田中 | 横浜南ボーイズ |
17 | 桑原 隼輔 | 控え | 3 | 神奈川 横浜今宿中 | 横浜瀬谷ボーイズ |
18 | 金井 慎之介 | 控え | 1 | 神奈川 川崎南河原中 | 東京城南ボーイズ |
19 | 小泉 龍之介 | 控え | 3 | 福井 越前武生第二中 | 鯖江ボーイズ |
20 | 黒須 大誠 | 控え | 3 | 福島 いわき中央台北中 | いわきボーイズ |
7名が神奈川県出身選手です。
プロ選手を多数輩出している全国区の強豪チームですので、各地のシニアの有力選手が集まっています。
2019年横浜高校野球部 注目選手は?
流石に全国区のチームですのでタレント豊富です。
高校ナンバーワン左腕のエース及川雅貴君に加え、2年生左腕の松木隆之介君は最速147kmをマーク。安定感のある2年生右腕木下幹也君、期待の1年生左腕金井慎之介君、さらにリリーフには黒須大誠君が控えます。選手個々の能力はライバル東海大相模以上かもしれません。
打線はU18高校日本代表候補の主将内海貴斗君(セカンド)、小泉龍之介君(センター)をはじめ、元ヤクルト度会選手を父に持つ俊才度会隆輝君(サード)、冨田進悟君(レフト)の2年生コンビを中心に好打者が揃っています。
平田徹監督の実績や手腕は?
出典:https://twitter.com/dabashi0810/status/651019698893533185
名前 平田徹
生年月日 1983年5月10日
出身地 神奈川県横浜市
平田監督は横浜高校のOBで、高校時代はキャッチャーとしてプレーし、夏の甲子園には2度出場しており、2年時はベスト8、3年時はチームはベスト4に。
チームメイトには現オリックスの成瀬善久選手、元横浜の荒波翔選手、現巨人コーチの円谷英俊選手がいました。
レギュラーではなかった平田選手ですが、3年時にはキャプテンを務めます。
「僕よりも能力的に高い選手はチームの中に何人もいます。そういう中でリーダーを担っていた。これはもう、やっぱり取り組む姿勢、自分がまずは自分をしっかり厳しい姿勢で律しないといけない、その中で、チームメートを時には叱咤(しった)激励しないといけない。うまい下手よりも、取り組む姿勢がしっかりしている選手に言われれば、なかなかしょうがないな、ということはあると思うので」
引用元:https://www.jiji.com/sp/v4?id=201509yokohamahirata0003
渡辺元智監督がキャプテンに指名したのは人を見る力が優れていたことを見抜いていたからという話もあります。
国際武道大学へ進学し、大学卒業後の2006年に横浜硬式野球部コーチに就任します。
2010年に硬式野球部部長に昇格。横浜高校を選抜大会に15度出場させて、優勝を3度、夏の全国大会には12回出場させ優勝を2度、そして松坂大輔や、鈴木尚典、筒香嘉智などを育て上げた名将渡辺元智監督は自身の後継者として育成するための任命だったようですね。
2015年に渡辺監督の勇退にともなって、横浜高校硬式野球部の監督に就任します。
就任1年目から超激戦区の神奈川大会を勝ち抜き甲子園に出場。
2017、2018年と夏の県大会を勝ち抜いて3年連続の出場を果たします。
2019年春の選抜にも出場していますので、監督就任4年で4度甲子園にチームを導いていますので、すでに実績は確かだと言えるでしょう。
ただ、全国の有力中学生が集まったタレントぞろいのチームながら、2016年夏は2回戦、2017年夏は1回戦、2018年夏はベスト16と、ファンの期待値からすると不本意な成績ともいえる部分もあるため批判も多いようです。
個人的な感想ですが、ここ一番で奇をてらった采配が多いような印象も・・・。
2017年秀岳館戦とか、、、
平田監督が無能なのは横浜OBの中でも有名な話だが、「じゃあ他に誰かいるか」といったら誰もやりたがらないし、いない。そういう意味で平田監督は偉いんだよ。
— ゲート (@warau_gate) August 14, 2018
渡辺前監督の何を見て学んでたのか
平田の無能っぷりのおかげで横浜高校まで敗退
選手は一流、監督は五流以下
なぜ及川に継投しなかったのか— wccf@BBCベースボールコレクションじぇんとる麺 (@wccf79289413) August 17, 2018
ただ、タレント集団を纏め上げて2016年の藤平尚真選手(楽天)、2017年の増田珠選手(ソフトバンク)、2018年の万波中正選手(日ハム) とプロへと送り出していますので指導力は確かなのではないかと思います。
超名門校を束ねて実績を挙げ続けなけれはならない重圧は凄まじいと思いますが、平田監督には是非頑張って頂きたいところですね。
横浜高校 出場校概要
甲子園の常連校の横浜高校ですが、甲子園出場回数は春16回、夏18回の計34回です。
うち春3度、夏2度の優勝経験があります。
監督 平田徹
部員数 65名
責任教師 金子雅
所在地 神奈川県横浜市金沢区能見台通46の1
ウェブサイト 【横浜高校HP】
夏の甲子園出場回数 18回
甲子園の最高成績
夏:18回(最高成績:優勝/1980年、1998年)
春:16回(最高成績:優勝/1973年、1998年、2006年)
他強豪競技 アーチェリー部、バドミントン部、自転車競技部、剣道部、柔道部、アメリカンフットボール部、水泳部
主なOB
増田珠(ソフトバンク 外野手)
万波中正(日ハム 外野手)
後藤武敏(DeNA 内野手)
松坂大輔(中日 投手)
荒波翔(DeNA 外野手)
成瀬善久(ヤクルト 投手)
石川雄洋(DeNA 内野手)
涌井秀章(ロッテ 投手)
下水流昂(広島 外野手)
福田永将(中日 内野手)
高濱卓也(ロッテ 内野手)
倉本寿彦(DeNA 内野手)
筒香嘉智(DeNA 外野手)
近藤健介(日本ハム 捕手)
乙坂智(DeNA 外野手)
柳裕也(中日 投手)
淺間大基(日本ハム 外野手)
高濱祐仁(日本ハム 内野手)
藤平尚真(楽天 投手)
高橋建(阪神コーチ)
高橋光信(オリックスコーチ)
阿部真宏(西武コーチ)
小池正晃(DeNAコーチ)
小山良男(中日コーチ)
円谷英俊(巨人コーチ)
鈴木みのる(プロレスラー)
大橋秀行(元プロボクサー)
山本博(アーチェリー)
北川悠仁(ゆず/ミュージシャン)
上地雄輔(俳優)
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
甲子園の常連である神奈川県の強豪横浜高校についてまとめてみました。
今年の神奈川も大混戦で、7/22現在ベスト16が出揃っています。
横浜高校が順当に勝ち進めば準決勝で最大のライバルである東海大相模と激突します。
ともにタレントを多数擁する全国区のチームですので果たして?!
個人的な希望ですが、神奈川県は2枠欲しいなぁと毎年思ってしまいます。
最後までお読み頂き有難うございました。
次ページは2018年の横浜高校チーム情報となります。
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