みなさんこんばんは、たかパパです。
まだまだ暑い日が続いていますが、
夏の甲子園は残すところあと1日ですね。
夏の甲子園が終わると夏も終わりという
気がしてなんだかさみしくなりますが、
今年の夏は違います。
そう、新たな怪物が夏の甲子園99年の
歴史に名を残したからです!
その名は、中村奨成。
今日の準決勝で、4安打2本塁打7打点の
大活躍でチームを10年ぶりの決勝に導き、
清原選手の持つ大会最多本塁打を軽々と
更新しました。
ということで今回は、中村君の甲子園での
活躍を振り返るとともに、気になる今秋の
ドラフト予想をしてみたいと思います!
↓中村君の出身やプレースタイルはこちらから↓
中村奨成君、夏の甲子園で大ブレイク
出展元:http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=059-20170710-01
中村君の夏の伝説は1回戦中京大中京戦
からスタートします。
4打数3安打3打点2本塁打という活躍で
一気にスカウトだけではなく高校野球ファンの
注目を集めました。
この試合でスカウトから高く評価されたのが、
ライトスタンドへの2本の本塁打です。
打席とは逆方向にホームランを打つというのは
パワーだけではなく技術も必要です。
その逆方向へのホームランを2本も打つところに
技術の高さ、素質が見て取れました。
2回戦秀岳館戦は、
4打数3安打3打点1本塁打。
この試合では、プロ注目の川端君、田浦君との
対戦でしたが、両投手からヒットを打つだけ
ではなく、田浦君からはダメ押しとなる3点
ホームランまで打ちました。
レベルの高い投手にも対応できることを証明し、
さらに評価を高めました。
左腕の畳み方が見事でした!
続く3回戦聖光学院。
4打数3安打4打点1本塁打
と3試合連続となるホームランを打つ活躍。
この試合では、守備でも改めて能力を示しました。
8回無死1塁で送りバントの打球が中村君の前に。
とっさに素手で捕球し、2塁へ矢のような送球で
ダブルプレーに仕留めました。
2塁までの送球時間2秒切る強肩で観客を
くぎ付けにしました。
準々決勝の仙台育英戦、
ホームランこそ出ませんでしたが、
5打数2安打でチームの勝利に貢献。
守っては、投手にわざと首を振らせ打者を
惑わす巧みな駆け引き&好リードで
付け入るスキを与えませんでした。
そして準決勝の天理戦。
5打数4安打7打点2本塁打の
大活躍でした。
この試合ではなんと夏大会での通算成績は、
23打数16安打17打点6本塁打38塁打
となり、大会最多本塁打だけではなく、
大会最多打点と大会最多塁打の3つの記録で
歴史に名を刻むこととなりました。
ちなみにあと3安打で大会最多安打に並ぶ
ことから、決勝戦で4つ目の記録を達成する
かもしれません。
中村君の甲子園まとめ動画はこちらから↓
いやもう脱帽です。
打席での空気が半端ないですね。
【中村奨成2017夏大会の成績】
6試合、32打席、28打数19安打(歴代最多)、
6本塁打(歴代最多)、6二塁打(歴代最多)、
43塁打(歴代最多)、3四球、1死球、
17打点(歴代最多)、2盗塁。
打率.679、出塁率.719、長打率1.536
ops2.255(!)
対戦相手:中京大中京、秀岳館、聖光学院、仙台育英、天理、花咲徳栄
うーん、凄すぎです。
ドラフト指名の球団を予想!
不作と言われていて目玉が清宮君だけと
言われていた今秋のドラフトですが、
中村君の1位指名はもはや確実です。
注目すべきは、どこが指名するのか、
そして何球団が指名するかです。
そこで、指名確率の高い球団をトップ3と
その根拠を紹介したいと思います。
一番確率が高いのは巨人
巨人はとにかく野手が人材難。
レフトを固定できず、セカンドを本職ではない
マギー選手でしのいでいる状態です。
サードの村田選手はすでにベテランで長くは
期待できませんし、キャッチャーの小林選手は
打率が低いのがネック。
そうなれば、走攻守すべて兼ね備えた中村君は
是が非でもほしい人材ではないでしょうか。
キャッチャーとして小林選手と競わせる、
もしくは強肩と守備力を生かしてサードや
外野手に転向させレギュラーを託す、
といった選択ができ非常に魅力的なはずです。
実際、巨人のスカウトは春の地方大会から、
甲子園2試合と頻繁に視察を行っています。
また、巨人のスカウトが、
「近年の高校生捕手で屈指の選手」
「坂本選手のようになれる打撃センス」
「小林選手並みの強肩」
などと評価していることから、かなり高く
評価しているのは間違いないです。
個人的には、戦力状況とスカウトのコメント
から考えると1位指名する可能性は高いと
思っています。
正捕手小林選手の後輩でもありますし。
巨人にも在籍した小笠原道大選手も
元はキャッチャーでしたよね。
ただ、高卒野手の有望株を育てられない
前科が大量にある巨人ですので、個人的には
行ってほしくないかなと思います。
急浮上してきたのは日本ハム
その年の1番いい選手を1位で指名するのが
日ハムの方針です。3拍子揃った逸材と
なれば必然的に1位候補に入ってきます。
実際、大渕スカウト部長が
「3拍子揃った捕手はなかなかいない」
と以前から評価しており、大舞台で結果を
残したことからさらに評価を上げている
ようです。
さらに日本ハムは捕手が補強ポイントでも
あります。
正捕手の大野選手は今年FAを取得し去就が
不透明な状況にあります。
また2番手以降の選手層も厚いとは言えない
状況ですので、将来の正捕手となりうる
中村君を獲得し、育てるという考えは大いに
ありうると思います。
個人的には育成が上手い日本ハムに行くのが
中村君にとっても良いのではないかと。
筆者も見に行きやすいし(笑)
鎌ヶ谷だと無理だけど。
地元球団の広島は清宮君次第か
広島は清宮君と中村君をA評価としています。
当初の方針としては清宮君を1位指名の
ようですが、清宮君は大学進学の可能性も
あることからプロ志望届の是非によって
1位が変わることになりそうです。
清宮君がプロ志望届を出さなかった場合は、
中村君になりそうです。
広島の苑田スカウト統括部長は
「三塁手になったら日本一になれる」
と高く評価しています。
広島はレギュラーが盤石ということもあり、
なかなか入り込む余地がすくないですが、
唯一サードだけはチャンスがあるポジション
といえます。
広島が1位指名して獲得した場合はサードで
やっていくことになるのでしょうか。
広島は地元の高卒選手はとらないという
不文律がありますが、是非行って頂きたい
ものですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中村君はお母さんの女手一つで育てられた
そうですが、お母さんがスタンドで喜んで
いる姿を見ると何だかうれしくなりますね。
そんなお母さんのためにも、チームを夏の
初優勝に導き、今後何十年抜かれないような
とてつもない数字まで本塁打、打点、塁打を
伸ばしてほしいですね。
最後まで読んで頂き有難うございました。