みなさんこんばんは、たかパパです。
今年の日本シリーズは歴史に残る大熱戦と
なりました。
前評判では、ソフトバンクの圧倒的有利。
そして、日本シリーズ初戦はソフトバンクが
10対1で制し、力の差を見せつけてそのまま
ソフトバンクが制するかと思われました。
しかし、DeNAはしぶとかった。
絶対王者にひるむことなく果敢に挑み、
4戦、5戦を制すると、第6戦は手に汗握る
大接戦を演じました。
最後はソフトバンクの厚い選手層の前に
力尽きてしまいましたが、多くの野球ファンの
脳裏に強い印象を焼き付けました。
若い選手が多く、ミスも数多く見受けられ
ましたが、そんなチームが高校球児のように
ひたむきに戦う姿は感動的でした。
また、横浜スタジアムでのパブリックビューイングの
割れんばかりの大歓声も非常に印象的でした。
DeNAは3位からの日本シリーズ進出であった
こともあり、クライマックスシリーズ不要論
すらもでてきましたが、日本シリーズでみた
DeNAの選手の姿を見ると、野球界全体の
レベルアップのために意味はあったと筆者は
感じましたがいかがでしょうか。
さて、今回はそんな日本シリーズで熱戦を
演じた横浜DeNAの開幕投手と開幕スタメンを
予想していきたいと思います。
若く楽しみな選手が数多くいるDeNA。
日本シリーズでの経験と悔しさをバネに
来シーズンどのような姿を見せるのか、
今から楽しみですね。
引用元:http://www.kanaloco.jp/article/286457
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目次
開幕投手予想!本命:今永投手、対抗:ウィーランド投手、大穴:濱口投手
今シーズンの開幕投手は昨シーズンチーム
2位の勝ち星(9勝)を挙げた石田投手でした。
昨シーズンチーム最多勝の山口投手は巨人に
FA移籍となったことからチーム2位の
石田投手が選ばれています。
ということは、来年の開幕投手は今年の
チーム最多勝投手が有力となります。
そこでまず、今年の主な先発投手の成績を
見ていきたいと思います。
先発数 | 勝利数 | QS | 防御率 | K/BB | WHIP | |
井納 | 24 | 6 | 13 | 3.84 | 2.02 | 1.27 |
今永 | 24 | 11 | 14 | 2.98 | 2.69 | 1.13 |
濵口 | 22 | 10 | 10 | 3.57 | 1.97 | 1.50 |
ウィーランド | 21 | 10 | 10 | 2.98 | 3.03 | 1.14 |
石田 | 18 | 6 | 6 | 3.40 | 3.03 | 1.17 |
飯塚 | 8 | 1 | 1 | 4.29 | 1.29 | 1.48 |
久保 | 7 | 4 | 4 | 5.35 | 2.36 | 1.62 |
*QS:6回まで3失点以内で抑えた試合数 | ||||||
*K/BB:奪三振と与四球の比率 | ||||||
*WHIP:投球回あたりの与四球・被安打数 |
今シーズンの開幕投手である石田投手は
シーズン中のケガもあり思うような結果が
残せませんでした。
代わって先発投手陣を引っ張ったのが、
井納投手、今永投手、ウィーランド投手、
浜口投手です。
中でも大活躍だったのが日本シリーズでも
圧巻の投球を見せた今永投手です。
勝利数はチームトップの11勝、防御率も
チームトップの2.98。
成績だけではなく、2年目とは思えない
安定感もありました。
QSはチームトップの14、制球力の高さを
示す指標のK/BBはチーム3位、1回あたりに
出す走者は1.13とチームトップでした。
この圧巻の成績を見ると開幕投手の最有力
であること間違いなしです。
今永投手に対抗するのがウィーランド投手。
来日1年目の今シーズンはチーム2位タイの
10勝を挙げる活躍。オールスター前に怪我で
抹消となりましたが、復帰したからはチーム
の勝ち頭としてチームのCS進出に大きな
貢献を果たしました。
ウィーランド投手の特徴は制球力の高さ。
K/BBがチームトップとなる3.03であり、
球界屈指の成績です。
制球力が高いことから、ランナーをためる
ことも少なく、それが防御率の低さにも
つながっているといえます。
そして大穴は日本シリーズで8回途中まで
ノーヒットノーランという快投を日本中に
見せつけた濵口投手になるでしょうか。
もっとも、開幕投手の座は少し厳しいかも
しれません。
理由は、防御率の高さと制球力の低さ。
1年目で10勝は賞賛に値しますが、チームの
エースが務める開幕投手の座をつかむには、
エースにふさわしい投球内容も求められます。
まだまだ若いので来シーズン以降安定感を
身に着けて、エースの座を目指してほしい
ところですね。
以上を踏まえると来年の開幕投手は今永投手。
3年目のシーズンとなる来シーズンはエースと
してチームを引っ張っていってもらいたい
ですね。
※追記しました。
今永投手はコンディション不良、
ウィーランド投手は右肘、濱口投手は
左肩を故障して開幕に間に合わず。
ラミレス監督は2年連続で石田投手を
開幕投手に指名しました。
先発ローテーションは?
万全の状態ですと投手ローテーションは
石田、今永、ウィーランド、濱口、井納、東
という感じかなぁと思いますが、
今永投手、ウィーランド投手、濱口投手は
コンディション不良が噂されています。
そうなると怪我人が復帰するまでは
石田、バリオス、京山、飯塚、東
あたりを軸に調子の良い投手を6枚目に
入れていく感じになりそうです。
現有戦力での開幕スタメンを予想
まずは、今シーズン開幕時と日本シリーズ
第3戦でスタメンを比較していきたいと思います。
2017開幕スタメン | 日本シリーズ第3戦 | |||
中 | 桑原 | 中 | 桑原 | |
右 | 梶谷 | 右 | 梶谷 | |
一 | ロペス | 一 | ロペス | |
左 | 筒香 | 左 | 筒香 | |
三 | シリアコ | 三 | 宮崎 | |
二 | 田中 | 捕 | 嶺井 | |
遊 | 倉本 | 二 | 柴田 | |
捕 | 戸柱 | 投 | ウィーランド | |
投 | 石田 | 遊 | 倉本 |
今シーズン首位打者に輝いた宮崎選手は
ケガで出遅れています。
セカンドはヤクルトから移籍してきた
ベテランの田中選手が当初スタメンでしたが、
徐々に出場機会を失い、代わってシーズンの
終盤から柴田選手がレギュラーに定着。
キャッチャーはシーズン中は戸柱選手が主に
マスクをかぶっていましたが、終盤にかけて
嶺井選手の出番も増え、CSと日本シリーズ
では嶺井選手がレギュラーとして出場。
そして、打線の8番に投手を入れるのが
今季のDeNAのオーダーの特徴でした。
理由はウィーランド投手(3本塁打)の打撃力を
活かすためと、倉本選手の打撃不振があった
ためです。
倉本選手が徐々に本来の姿を取り戻せば、
来シーズンは9番投手の形に戻るのでは
ないでしょうか。
現有戦力で2018年の開幕スタメンを
予想するとこのようになりました。
中 | 桑原 |
右 | 梶谷 |
一 | ロペス |
左 | 筒香 |
三 | 宮崎 |
捕 | 嶺井 |
二 | 柴田 |
遊 | 倉本 |
投 | 今永 |
日本シリーズでのレギュラーがそのまま
スタメンとなることが有力です。
問題はキャッチャーを戸柱選手と嶺井選手の
どちらにするかですが、リードに定評がある
嶺井選手を予想します。
日本シリーズでも今永投手を好リードして
いるだけではなく、嶺井選手がマスクを
かぶると戸柱選手がマスクをかぶったとき
よりも1点近く失点が少ないというデータが
あるためです。
セ・リーグのキャッチャーとして最多の打点
を挙げた戸柱選手ですが、3年連続で開幕
スタメンを勝ち取るためにはリード面での
成長が必要となりそうです。
補強はあるのか?開幕スタメンを予想!
FAでは、西武の野上投手と阪神の大和選手を
調査しています。
野上投手は先発として、大和選手はセカンド
として考えています。
一般的に先発で不足するのは左投手ですが、
DeNAの場合はローテーションの中心が左で
右投手が不足。
その穴を埋めるため、今季11勝をマークした
野上投手の獲得を視野に入れている様子。
大和選手はセカンド。
シーズン終盤とポストシーズンは柴田選手が
レギュラーを務めましたが、いかんせん打力に
課題があります。そこで2割後半の打率を残し、
安定した守備力がある大和選手の補強を
視野に入れています。
ドラフトでは、9選手(投手5人、野手4人)を
指名しました。
中でも注目なのは1位の東投手。
2年連続で左腕のドラフト1位投手が活躍して
いることから開幕1軍も狙える逸材です。
また、東投手の陰に隠れていますが、2位の
神里選手も即戦力として注目されています。
3拍子揃った外野手であることから、春先の
状態で開幕スタメンもありうるかも。
以上の動向を踏まえると開幕スタメンは
このようになると予想します。
予想スタメン | |
中 | 桑原 |
右 | 梶谷 |
一 | ロペス |
左 | 筒香 |
三 | 宮崎 |
捕 | 嶺井 |
遊 | 倉本 |
二 | 大和 |
投 | 今永 |
現有戦力に大和選手が加わったオーダーを
予想します。
嶺井選手を除けばすべて3割前後の打率を
残す力を持った選手が並んでおり、
マシンガン打線の復活を予感させます。
※1/18追記しました
ラミレス監督がトークショーで開幕スタメンを
発表していましたね。
この時期に発表は異例ですが、大和倉本問題を
早く対外的に発表したかった意図があるかも
しれませんね。
それでは以下開幕オーダーです。
1 中 桑原将志 右打
2 二 大和 両打
3 左 筒香嘉智 左打
4 一 ロペス 右打
5 三 宮﨑敏郎 右打
6 補 戸柱/嶺井 左/右
7 右 梶谷/細川 左/右
8 投 ピッチャー
9 遊 倉本寿彦 左打
捕手とライトは2選手を併用のプラン。
筆者は普通にショート大和、
セカンド柴田かと思っていましたが
ラミレス監督は倉本選手の打撃力を高く
評価している模様。
そもそも大和選手はフル出場する前提では
ないので倉本大和柴田でローテーション
しながらシーズンを戦っていくのでしょう。
注目選手は?
筆者としては横浜の最注目選手はルーキーの
東投手です。
オープン戦でもなかなかのピッチングを魅せ、
ローテ6番手当確かなぁと思っていたら
先発陣にまさかの怪我人続出。
新人の東投手の双肩にかかる期待は大きな
ものとなりそうです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
中継ぎ投手が手薄でやりくりに頭を抱えた
今シーズンですが、先発投手陣の充実度は
セリーグでも屈指です。
来シーズンはドラフト1位ルーキーである
東投手がローテーション6番手に入ることが
有力(野上投手は残留と予想)。
そうなれば、ローテーション6人のうち実に
4人が左腕という他球団がうらやむ構成と
なります。
あとは今シーズン安定感を欠いた井納投手、
ケガで不本意なシーズンとなった石田投手が
奮起できれば20年ぶりの優勝も見えてきまする
投手王国の予感を漂わせるDeNA。
来シーズンも注目ですね。
最後までお読み頂き有難うございました!