みなさんこんばんは、たかパパです。
5年連続Bクラスに終わった中日。
2012年まで11年連続Aクラスだったことを
考えればここまでの低迷は予想外です。
もっとも低迷の原因は、ベテランが主力を
担っており、若手の台頭がなかったことに
あります。
そんな中日ですが、ルーキーの京田選手が
新人王に輝き、福田選手が中軸に定着する
など明るい兆しも見えてきています。
そこで今回は6年ぶりのAクラス入りを
目指す戦いとなる中日の来シーズンの
開幕投手、開幕スタメンを予想していき
たいと思います。
引用元:http://dragons.jp/news/2017/nagoyadome-lastgame.html
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目次
注目の開幕投手は誰に?ローテーションも予想
開幕投手を予想するうえで重要な2017
シーズンの成績をまずは振り返って
みたいと思います。
登板数 | 勝利数 | QS | 防御率 | K/BB | WHIP | |
バルデス | 23 | 6 | 14 | 3.76 | 1.77 | 1.27 |
大野 | 22 | 7 | 12 | 4.02 | 2.29 | 1.31 |
小笠原 | 19 | 5 | 9 | 4.84 | 1.98 | 1.49 |
吉見 | 14 | 3 | 4 | 5.23 | 2.71 | 1.41 |
鈴木 | 12 | 4 | 5 | 4.17 | 1.21 | 1.57 |
ジョーダン | 11 | 6 | 7 | 2.30 | 1.89 | 1.17 |
柳 | 7 | 1 | 3 | 4.47 | 3.75 | 1.07 |
若松 | 7 | 1 | 2 | 5.55 | 1.45 | 1.68 |
見てわかる通りまさに投壊状態・・・。
1年通じてローテーションを守ったのは、
バルデス投手と大野投手のみ。
しかし、そのバルデス投手は今シーズン
限りで退団となったことから、1年間
ローテーションを守った今シーズンの
開幕投手の大野投手が有力。
3年連続の開幕投手となる来年は、
投球内容を大幅に改善しなければ
なりません。
もっとも、2015年には11勝を挙げて
防御率2.52、と安定した成績を残した
年もあったように潜在能力は高い選手です。
今シーズンの西武の菊池投手のように、
一皮むけて球界屈指の左腕に成長して
もらいたいですね。
大野投手の開幕投手に対抗するのが、
来シーズン3年目を迎える小笠原投手。
ルーキーイヤーの2016年は先発で12試合
に登板し、2勝を挙げるなど、幸先のいい
プロ野球人生をスタートさせました。
2年目の今年は、左ひじの故障明けという
こともあり開幕ローテーション入りは
なりませんでしたが、先発で19試合に
登板し5勝を挙げる活躍。
もっとも、防御率が5点近くと安定感に
かけており、開幕投手となるためには、
オープン戦で安定感のある成績を残す
ことが絶対条件。
そのためには、キャンプで制球力を高める
必要があります。
大野投手と小笠原投手の開幕ローテは決定的。
残る4枠のローテーション枠を争うのが、
吉見投手、鈴木翔太投手、柳投手、若松投手、
小熊投手、山井投手、そしてルーキーの
鈴木博志投手となりそうです。
有力は、吉見投手、鈴木翔太投手、柳投手、
若松投手。
吉見投手は、2011年に18勝を挙げて最多勝
になるなど、実力を持った投手です。
近年は肘の故障もあり活躍できていません
でしたが、コンディションが万全なら2桁勝利
期待できます。
森監督の信頼も厚いことからコンディション
次第ですが、ローテーション入りは間違い
ないといえそうです。
4番手は若松投手。2015年に10勝を挙げ
ブレークしましたが、昨シーズン、今シーズン
は不安定な投球から1軍と2軍を行ったり来たり
のシーズンに。
チェンジアップは一級品であるため、制球力を
高められれば、ローテーションには確実に
入れるはずです。
5番手は、鈴木翔太投手。今シーズンは乱調を
繰り返し、2軍落ちも経験しましたが、キレの
ある変化球は1軍でも十分通用するレベル。
課題は、やはり制球力の低さ。
変化球をある程度制球できるようになれば、
来シーズンブレイクすること間違いなしです。
6番手は、柳投手。
今シーズンルーキーイヤーながら7試合に先発
した若手の有望株です。
特徴はコントロールの高さ。制球力の高さを示す
K/BBが3.75と、制球が高いといわれる3.50を
上回っています。
今シーズンはケガもあり、シーズン通じた活躍
はできませんでしたが、来シーズンは
コンディションを整えて、1シーズン通じた
活躍を期待したいです。
今シーズンは投壊した中日ですが、決して能力
が低いわけではなく、ケガに泣かされた選手が
多かったことが最大の要因。
来シーズンは、多くの選手がケガなく1年過ご
せるように、キャンプ中しっかりと調整して
もらいたいですね。
※追記しました。
開幕投手は小笠原投手となりました。
先発ローテーションは?
オープン戦の経過を見ている限りでは
①ジー
②大野
③小笠原
④柳
⑤鈴木
⑥又吉
谷間に松坂投手?でしょうか。
予想していた以上にジー投手がよさそうです。
気になる開幕スタメンは?
まずは、今シーズンの開幕スタメンと終盤の
スタメンを見てみたいと思います。
開幕スタメン | シーズン終盤 | |||
中 | 大島 | 遊 | 京田 | |
二 | 荒木 | 二 | 亀澤 | |
三 | ゲレーロ | 中 | 大島 | |
一 | ビシエド | 左 | ゲレーロ | |
右 | 平田 | 一 | 福田 | |
左 | 遠藤 | 右 | 藤井 | |
遊 | 京田 | 三 | 高橋 | |
捕 | 杉山 | 捕 | 松井 |
不動のレギュラー平田選手とビシエド選手は
ケガで途中離脱。
ベテランの荒木選手は、中堅の亀澤選手に
スタメンを譲ることが多くなり、捕手の杉山選手
は松井選手にレギュラーを奪われました。
明るいのは、和製大砲の福田選手がブレークし、
ルーキーの京田選手がレギュラーに定着したこと。
もっとも、ホームラン王に輝いたゲレーロ選手が
退団することが決定。
若手が伸び悩んでいることから、外野のやりくり
は少し頭を悩ませることになりそう。
そんな状況ですが、来シーズンの開幕スタメンを
予想するとこのようになります。
予想スタメン | |
遊 | 京田 |
二 | 亀澤 |
中 | 大島 |
一 | ビシエド |
三 | 福田 |
右 | 平田 |
左 | 遠藤 |
捕 | 松井 |
ケガから復帰するビシエド選手と平田選手が
レギュラーに復帰。ゲレーロ選手が務めた
レフトは、遠藤選手が務めることが有力。
今シーズンは結果を残せませんでしたが、
もともとシュアな打撃が持ち味の選手な
だけに、きっかけさえつかめればブレーク
しそうな気配があります。
そのほかは、京田選手がショートに引き続き
入り、セカンドはシーズン終盤スタメンに
定着した亀澤選手が務めると予想。
センターは、打率リーグ3位の大島選手が務め、
サードは18本塁打をマークした福田選手が有力。
キャッチャーは松井選手が有力ですが、ここは
FAでの補強が有力となっており、暫定的な
予想となっています。
移籍状況は?ルーキーの抜擢はあるのか?
気になる移籍状況ですが、日本ハムの大野選手
の獲得を目指して交渉を開始する様子。
谷繁選手の引退から長年捕手がチームの穴
となっていることから、大野選手が加入すると
戦力値が大きく上昇すること間違いなしです。
能力の高い投手を多く抱えることから、
大野選手のリードで一気に開花させられる
かもしれません。
また、新外国人として、モーヤ選手とアルモンテ
選手の獲得が決定。
両選手とも守備位置は外野手であり、退団する
ゲレーロ選手の穴を埋める助っ人として期待
されています。
もっとも、メジャー成績は両選手とも50試合程度
で、打率も2割前半、本塁打も数本とその実力は
未知数。オープン戦の結果次第で、開幕スタメン
に入れるかどうかが決まりそうです。
ドラフトでは、投手を4人、野手を2人指名。
ルーキーで活躍が期待されているのは、1位の
鈴木博志投手。
MAX157キロのストレートが持ち味の社会人
No.1投手です。
ローテーション入りが確実な投手は、大野投手
と小笠原選手のみであることから、オープン戦で
結果を残せれば、ローテーション入りも夢では
ありません。
そのほかの選手はすべて高校生であることから、
まずは2軍でじっくり育てることとなりそうです。
気になる松坂投手は?2/4追記しました
そして気になる松坂大輔投手ですね。
現段階でコンディションも良さそうですし、
森監督は「先発で使う」と明言しています。
開幕を一軍で迎えることが出来るかは
現段階では分かりませんが1軍のマウンド
でもう一度輝く松坂大輔を観たいなという
のがリアルタイムで全盛期を見てきた筆者
の想いではあります。
ソフトバンク時代は晩節怪我しまくりな
印象でしたが、客寄せパンダではなく、
最後に一花咲かせてほしいですね。
注目選手は?
やはり今年の中日では良くも悪くもこの人。
松坂大輔投手。
森監督は開幕の巨人戦でぶつけてきそうですが
これで勝利でもすればチームが勢いづくこと
間違いなしです。
そしてオープン戦好調の高橋周平選手。
いよいよ大器が花開くか?
昨年新人王の京田選手もパワーが上がって
長打も期待できそうですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
長年Bクラスに沈んでいる中日ですが、今シーズンに限れば投手と野手にけが人が
多く出たことが大きな要因。
中心選手が本来の力を発揮できれば、Aクラスを狙える力は十分にあります。
もっとも、けが人の続出というエクスキューズはあるにしろ、選手層が
薄いのも事実。
優勝争いをするためには、若手の成長し、選手層を厚くすることも必要です。
キャンプで、力をつけて来シーズンこそは複数の若手が殻を突き破り、
ブレークしてほしいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。