2019仙台育英高校野球部メンバー！注目選手や須江航監督の実績や手腕についても

みなさんこんにちは、たかパパです。

いよいよ筆者が大好きな夏の高校野球の季節がやってきました。
昨年秋の新チーム始動から秋季大会、春季大会を経ていよいよ令和初の夏の甲子園の切符を賭けた戦いがスタートしています。

今回ご紹介するのが宮城県の強豪仙台育英高校です。

仙台育英は春季大会4試合でのべ66選手が出場しました。夏に向けた戦力の見極めという意図があったと思いますが、厚い選手層を誇るチームならではの起用法であり、それでも優勝するところが仙台育英の凄さでしょう。
満を持して突入した夏の大会も順当に勝ち進んでおり、宮城県の大本命となっています。

それではいってみましょう！

2019年仙台育英野球部メンバーと出身中学その他

以下、第101回夏の甲子園登録メンバーです。

背番号	選手名	学年	身長/体重	投打	打率（※）
1	大栄陽斗	3年	175/75	右左	.333
2	木村航大	1年	170/70	右右	.300
3	宮本拓実	2年	180/77	右左	.235
4	中里光貴	3年	171/63	右左	.364
5	○千葉蓮	3年	176/73	右右	.571
6	入江大樹	2年	185/81	右右	.565
7	岩間大翔	3年	180/80	右右	.200
8	水岡蓮	3年	172/72	右左	.316
9	小濃塁	3年	170/75	右左	.238
10	鈴木千寿	3年	174/75	右右	.000
11	笹倉世凪	1年	178/76	左左	.333
12	猪股将大	3年	168/68	右右	.000
13	穂積瞭太	3年	167/60	右左	.250
14	門脇健太	3年	178/70	右右	–
15	小野寺真輝	2年	178/76	右右	–
16	渡辺旭	1年	167/60	右左	.250
17	佐藤真敬	3年	174/60	右左	.000
18	伊藤樹	1年	175/72	右右	.000

○は主将、メンバーは一部変更する場合があります。（※）地方大会での打率です。

2019年夏季宮城県大会登録メンバーです。

番号	名前	位置	年	出身中学	前所属チーム
1	大栄陽斗	投手	3	宮城仙台育英学園秀光中	中学軟式野球部
2	猪股将大	捕手	3	福島会津若松第三中	福島ホープス会津シニア
3	宮本拓実	内野手	2	宮城仙台育英学園秀光中	中学軟式野球部
4	中里光貴	内野手	3	東京府中浅間中	麻生ボーイズ
5	千葉蓮	内野手	3	宮城仙台育英学園秀光中	中学軟式野球部
6	入江大樹	内野手	2	大阪堺福泉中	堺中央ボーイズ
7	岩間大翔	外野手	3	宮城仙台育英学園秀光中	中学軟式野球部
8	水岡蓮	外野手	3	宮城仙台育英学園秀光中	中学軟式野球部
9	小濃塁	外野手	3	福島浅川中	中学軟式野球部
10	鈴木千寿	控え	3	宮城仙台折立中	中学軟式(宮城県選抜)
11	笹倉世凪	控え	1	宮城仙台育英学園秀光中	中学軟式野球部
12	木村航大	控え	1	宮城仙台育英学園秀光中	中学軟式野球部
13	穂積瞭太	控え	3	宮城仙台育英学園秀光中	中学軟式野球部
14	門脇健太	控え	3	宮城仙台東華中	仙台泉ボーイズ
15	田中祥都	控え	2	兵庫高砂松陽中
16	渡辺旭	控え	1	福島いわき平第二中	いわきボーイズ
17	菅原天斗	控え	2	宮城仙台中野中	仙台宮城野シニア
18	伊藤樹	控え	1	宮城仙台育英学園秀光中	中学軟式野球部
19	佐藤真敬	控え	3	宮城仙台長命ヶ丘中	仙台西部シニア
20	小野寺真輝	控え	2	山形酒田第二中	中学軟式野球部

メンバー中13名が宮城県の中学出身者です。
仙台育英附属の中等部である秀光中は中学軟式の強豪校で、地元を中心にして東北近隣県からのチーム構成となっていますね。

2019年仙台育英高校野球部　注目選手は？

打線は昨年の甲子園でも主軸を打った4番の小濃塁君（ライト）が中心。
主将の千葉蓮君（ファースト）、エース投手兼サードの大栄陽斗君ら好打者が揃い、どこからでも得点できる強力打線です。

投手陣も充実しています。
エースの大栄君は最高145kmのストレートとスライダーを制球よく投げ分けます。
昨夏に甲子園のマウンドを経験しており、ベンチの信頼も厚いようです。
さらに、今春の入学時にスーパー1年生と話題を集めた147km左腕の笹倉世凪君、144km右腕の伊藤樹君にも注目です。

仙台育英を指揮する須江航監督の実績や手腕について

仙台育英を長らく指揮してきた佐々木順一朗監督は2017年に辞任し、後任の新監督として中等部の軟式野球部を率いた須江航氏となりました。
(佐々木監督は2018年秋より福島県の学法石川を指揮することになりました)

須江監督は1983年4月9日生まれの36歳。
仙台育英のOBで現役時代は春の選抜でも優勝経験があります。
八戸大学時代も学生コーチを務めていて、2006年から秀光中教校の情報科教諭に就任。

※秀光中教校は仙台育英高秀光コースと仙台育英秀光中を統合する形で新設された
私立中学校。軟式野球部は2005年創部。

秀光中は2010年から7年連続全国大会出場中。
仙台育英の直近３世代の主将は、いずれも秀光中の主将だった佐々木柊野（2013年卒）、
瀬戸泰地（2014年卒）、西巻賢二（2015年卒）。

主なＯＢは、仙台育英の2015年甲子園準優勝時のエース佐藤世那（2013年卒）とキラ星の如き選手たちを送り出しています。2014年には西巻賢二主将(昨年の楽天ドラ6)を擁して初の全国制覇を果たしています。
守備と走塁を徹底的に鍛える指導方針で、2014年夏の全中は優勝。2015年は準優勝、2016年は3位と安定した好成績を残して来ました。

2018年の監督就任後も2018年夏に甲子園出場を果たしています。
秋季宮城大会も勝ち抜きましたが、東北地区大会では3回戦敗退で2019年春の選抜切符は
逃しています。しかしながら春季宮城大会も見事に制していますので、仙台育英の選手層を鑑みてもかなり優れた手腕の持ち主と言ってよいでしょう。

秀光中学時代の実績も素晴らしいですが、育成をしっかりとしながら勝てるチームを作り上げる手腕は見事ですね。

仙台育英　出場校概要

春12回、夏27回の計39回の出場経験を誇りますが、最高成績は春夏ともに準優勝です。

監督　須江航
部員数　119名
責任教師　郷古武
所在地　宮城県仙台市宮城野区宮城野2の4の1
ウェブサイト　【仙台育英高校HP】

夏の甲子園出場回数　27回目

甲子園の最高成績
夏：準優勝（1989年、2015年）
春：準優勝（2001年）

他強豪競技　陸上部（駅伝）、ラグビー部、サッカー部

主なOB
由規（ヤクルト投手）
橋本到（巨人外野手）
上林誠知（ソフトバンク外野手）
平沢大河（ロッテ内野手)
佐藤世那（オリックス投手）
金村曉（阪神コーチ）
鈴木郁洋（オリックスコーチ）
大越基（元ダイエー、現早鞆高監督）
佐藤貴規（元ヤクルト）
岸川聖也（卓球選手）
平野早矢香（卓球選手）
谷真海（陸上選手）
畠山健介（ラグビー選手）
パンサー尾形（芸人）