みなさんこんにちは、たかパパです。
日ハムファンのみなさん!!
ついにドラフト1位ルーキーの吉田輝星選手が一軍でベールを脱ぎましたね。
セリーグ首位の広島打線相手に見事なピッチングを披露し、プロ初勝利を飾りました!!
おめでとうございます!!
しかしまだ1勝しただけです。「喝」で有名な張本勲さんからもまだ「あっぱれ」はもらえなかったようです。(笑)
張本勲さんも言っていましたが、日ハムファンとしては、斎藤佑樹選手みたいにならないことを願うばかりですね。
でもこれからの日ハムの未来が明るくなったのは間違いないでしょう。
今年の本拠地・札幌ドームでの試合は閑古鳥が鳴いているようです。チームはパリーグ首位争いをしているのにスタンドには空席が目立つ状態です。
理由は札幌ドームに対する不満が、選手や現場の職員だけでなく、ついにファンにまで伝染してきたみたいですね。
ここで、札幌ドームへの不満って何?と感じている読者様も多いのではないでしょうか。
今回はなぜ札幌ドームから日ハムは本拠地を移転させることになったのかなどを一緒にみていきたいと思います。
日ハムが札幌ドームから出る理由はなぜ?
札幌ドームを管理・運営している会社は株式会社札幌ドームになります。この会社は、札幌市の官僚OBの天下り先として有名な殿様経営の企業です。日本ハムとは全然関係のない会社になります。
ですので、日本ハムは本拠地として札幌ドームを使用していますが、この球場を借りて試合をしなければなりません。
しかも使用料がバカ高い!!
年間球場使用料が約9億円かつイベントなどでトレーニング器具を片づけたり、広告看板代や警備、清掃なども日ハムが負担している現状で、トータル約20億円~約25億円は支払っているもようです。
日ハムは値下げを要求していたようですが、あろうことかさらに値上げしてきたみたいですね。まさに天下り殿様経営の賜物のような感じがします。
グッズの売り上げ、フードの売り上げもすべて札幌ドームに吸収されるというから、そりゃ日ハム側としては不満はたまりますよね。
某掲示板ではこんな書き込みも・・・。
みんな大好きハムの契約【日本ハムファイターズ】
★年間約13億円から14億円のスタジアム使用料
(北海道コンサドーレ札幌は年間9000万円)
★三年前からサッカーの出し入れ式ホバーリングステージ(ピッチ)の大規模修繕含む
『札幌ドーム大規模修繕積立金』年間5億円(札幌ドームも年間5億円の積立)
(北海道コンサドーレ札幌は免除)
★札幌ドームが、野球以外(サッカーの日本代表戦含む)で使われる時は 日本ハムファイターズが敷いてる人工芝の撤去と フィールドシートやトレーニング設備 などの撤去費用
年間約3億円
▲スタジアム内の広告は、全額札幌ドームの利益
▲ドーム内の物販や飲食は『原則』札幌ドームの収入
=計26億5000万円/年
出展:http://blog.livedoor.jp/nanjstu/archives/55494575.html#more
そもそも日本一の食品企業である日本ハムが自社の製品を球場で売れないってどういうこと?
「ビールとシャウエッセン山盛りで喰いてー!」と筆者はつねづね思っていました(笑)
日ハム側の不満は何も金銭面だけではなかったようです。
「札幌ドームって何だかファウルゾーン広くない?」ってプロ野球ファンなら一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
ベンチからホームベースまで歩く距離も通常の球場より倍はあるみたいですね。
そして一番のネックはグラウンド内にあります。コンクリートの上に人工芝を広げただけの仕様なので、とても硬く、選手たちが怪我を恐れて膝からのスライディングがとてもじゃないけどできない状況が続いているようです。
たしかにファン感で管理人も毎年ドームに行きますが、グラウンドに降りるとかってぇぇーーーー。
この状況を改善していただこうと、日ハムと札幌市とて何度も話し合いの場が設けられていたようですが、一向に改善する気がなかったようで、ついに日ハム側が愛想を切らして、新球場を建設する方向になったようですね。
札幌ドームはこれから赤字経営?
札幌ドーム側からすれば、ドル箱の日ハムの試合がなくなるのは避けなければなりません。日ハムの試合はオープン戦も含めると約70試合ほど開催されています。札幌ドームの売り上げの半分は日ハムという試算になっているようです。
今後はサッカー(コンサドーレ札幌)の試合とコンサートなどのイベントでの収入がメインになりますが、黒字経営は難しいと言われています。
唯一札幌ドームを満員にできる嵐は解散しちゃいますし・・・。
そもそもドーム球場の耐用年数は20年と言われています。
2002年のサッカー日韓ワールドカップに向けて2001年に完成しましたので、もう**年ですね。これから修繕費もかさみますなぁ。
札幌ドーム側は移転後も数試合は札幌ドームで試合をしてほしいと頼んでいるようですが、自前球場が出来た日ハムが札幌ドームで試合行うメリットを探すのは極めて困難と言わざるをえません(笑)。
毎日中古車市やんなきゃ!!(笑)
赤字経営は結果的に札幌市の税金で補てんされていくことにならざるを得ませんので、いっそのこと更地にしゃえばいいんじゃない???という札幌市民の筆者でした。
日本ハムファイターズの新球場移転はいつ?
新球場は4年後の2023年に北海道・北広島市共栄(きたひろしま総合運動公園)にて開業予定となっております。建設費用約600億円をかけるビッグプロジェクトです。
まだ仮名称ですが、北海道ボールパークと名付けられるみたいですね。
天然芝でおおわれたグラウンドになりますから、選手ファーストの球場にもなります。
しかし、まだまだ課題も山積みのようです。
北広島駅から新球場まで現状、徒歩で約20分もかかる見込みです。これでは遠すぎますよね。なので新しい駅を設けようとしているようですが、建設費用などは誘致先の北広島市が負担するにしても、JR北海道は莫大な赤字を抱えていて、新球場開業までに新しい駅やラインを設けるのは間に合わないと、慎重な姿勢を崩さないようです。
多くの集客を見込むためには、インフラ整備も欠かすことのできない要素です。
その辺りは北広島市長の上野正三氏はとてつもなくやり手ですので期待したいところ。
ちなみに上野市長就任後に誘致した企業は以下の通りです。
・三井アウトレットパーク
・日本ハム食品工場
・石屋製菓
・輪厚工業団地
・ジョイフルエーケー
・北海道日本ハムファイターズ
※現在Amazonを招致中
実際羊が丘通りの奥側は凄い勢いで開発が進んでいますよね。
でも今から楽しみですね。ファンからすれば天下りファーストの札幌ドームから早く移転してほしいものです。
そもそも大通駅での東豊線の乗り換えの不便さと、実際のところ福住駅を降りてからのアクセスの悪さも大概なので筆者的にはJRで北広島でも大差ないと思ってます(笑)
引用元:https://e-kensin.net/news/113431.html
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日ハムとしても自前の球場を持つことは念願でもあったことでしょう。
北海道に本拠地を移す前は、後楽園球場、東京ドームと巨人の間借り感がすごいありましたが、北海道移転後は、新庄選手が入団し一躍注目度が増し、ここ最近はその年の№1選手をドラフトで引き当てる強運っぷりも発揮し、地元・北海道に球団が根付いています。
清宮選手と吉田選手が4年後の本拠地移転の際には、すでに投打の主軸となってチームを牽引している状態がベストではないでしょうか。そのためにも今シーズン、一軍でバリバリ経験を積んでいただきたいところですね。
栗山監督ならその辺のことも考えて選手起用してそうですが。
それにメジャーリーグのようなボールパーク化された球場を持つことで、さらにファンの心を鷲掴みにすること間違いないでしょう。
日ハムの球団としての経営手腕の見せ所ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。