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2020磐城高校野球部メンバー!選出理由や木村保監督の実績や手腕は?

どうもこんにちは、たかパパです。

2020春のセンバツ開幕まであとわずか。
新型コロナウイルスの影響で無観客試合で開催する方向ですが、野球ファンとしては開催してもらえるだけで幸せです。
というわけで21世紀枠出場チームのクローズアップ企画の最後は、久々の甲子園となる名門磐城(福島)です。

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磐城高校の概要

正式名称 福島県立磐城高等学校
所在地  福島県いわき市平字高月7番地
生徒数  873人(女子423人)
学校HP  https://iwaki-h.fcs.ed.jp/

沿革
1895年 – 福島県尋常中学校磐城分校が認可
1896年 – 福島県尋常中学校磐城分校として開校
1898年 – 福島県第二尋常中学校に改称
1899年 – 福島県第二中学校に改称
1901年 – 福島県立磐城中学校に改称
1948年 – 学制改革で福島県立磐城高等学校となる
1951年 – 男女共学開始
1955年 – 女子生徒の募集中止、再び男子校となる
2001年 – 男女共学再開

「知性と責任」を校訓とする福島県内有数の進学校で、これまで幅広い分野に多くの人材を輩出してきました。文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールにも指定されています。
文武両道が伝統で、甲子園準優勝経験を持つ野球部に加え、ラグビー部や陸上部、吹奏楽部などが強豪として知られています。

2020年磐城高校野球部メンバーと出身中学その他


引用;https://hochi.news/articles/20200124-OHT1T50265.html

1906年創部の磐城高野球部は1963年夏に初めて甲子園に出場して以来、夏7回、春2回出場しており、今回の出場は46年ぶりのセンバツです。1971年夏には“小さな大投手”と呼ばれた田村投手を擁して準優勝しています。

現在の部員は20人(女子マネージャー1人)と少人数ですが、「日本一への挑戦」~甲子園で勝ちきるために~をモットーに自主性を重視した練習を重ねています。

今回のセンバツベンチ入りメンバーは次の通りです。

背番号 名前 ポジション 学年 出身中学 中学所属
1 沖 政宗 投手 2 福島 平第三 いわきシニア
2 岩間 涼星 捕手 2 福島 植田 中学軟式野球部
3 小川 泰生 内野手 2 福島 植田 中学軟式野球部
4 今野 颯良 内野手 1 福島 平第一 中学軟式野球部
5 首藤 瑛太 内野手 1 福島 平第一 中学軟式野球部
6 市毛 雄大 内野手 2 福島 植田東 中学軟式野球部
7 清水 真岳 外野手 2 福島 中央台南 中学軟式野球部
8 草野 凌 外野手 2 福島 湯本第一 中学軟式野球部
9 樋口 将平 外野手 2 福島 上遠野 中学軟式野球部
10 竹田 洋陸 控え 2 福島 四倉 いわき湘南ボーイズ
11 佐藤 綾哉 控え 1 福島 中央台北 中学軟式野球部
12 國府田 将久 控え 1 福島 小川 いわき松風クラブ
13 馬上 斗亜 控え 2 福島 上遠野 中学軟式野球部
14 上田 賢 控え 1 福島 錦 いわき松風クラブ
15 白土 遥也 控え 2 福島 中央台南 中学軟式野球部
16 栁澤 諄 控え 2 福島 磐崎 中学軟式野球部
17 野田 和孝 控え 2 福島 勿来第一 中学軟式野球部
18 鈴木 隆太 控え 1 福島 平第二 中学軟式野球部

全員が地元いわき市の中学出身で、多くが軟式野球出身者です。

それでは、磐城の2019年秋の公式戦の戦いを振り返ってみます。

■秋季福島県大会

いわき地区2回戦
磐城 2-0 いわき光洋
代表決定戦
磐城 5-1 東日大昌平
決勝
磐城 9-4平工

県大会2回戦
磐城 3-2 福島東
準々決勝
磐城 5-1 須賀川
準決勝
磐城 6-7 福島成蹊
3位決定戦
磐城 4-3 東日大昌平

■秋季東北大会

1回戦
磐城 6-0東海大山形
2回戦
磐城 2-1能代松陽
準々決勝
磐城 3-6 仙台城南

■公式戦成績
8勝2敗
打率 :.287
本塁打:0
盗塁 :12
失策 :21
防御率:1.19

沖-岩間のバッテリーを中心に守り勝ってきました。防御率1.19は出場32校中トップです。チーム打率は.287と高くはありませんが、チャンスを確実に生かして得点につなげています。

2020年磐城高野球部 注目選手は?

チームの大黒柱である沖-岩間のバッテリーに注目してみます。

沖政宗(おき・まさむね)投手
180cm/75kg 右投右打

引用;https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/09/21/kiji/20190921s00001002303000c.html

小学6年時に楽天ジュニアに選出され、強豪私学からもスカウトされていましたが、地元の磐城に進学。秋の公式戦では9試合に先発して5完投(2完封)、防御率0.90と東北大会8強入りの立役者となりました。
130km後半の直球に多彩な変化球を織り交ぜ、安定感のある投球が持ち味です。

岩間涼星(いわま・りょうせい)捕手/主将
176cm/70kg 右投右打


引用;https://www.hb-nippon.com/report/gallery/2076-hb-nippon-game2019/20249-20191015002/photo/15

4番で主将、捕手を務めるチームの要です。
秋の公式戦では勝負強い打撃で打率.400をマークし、チームトップの9打点を挙げる活躍を見せ、攻守にチームを引っ張りました。監督、チームメートの信頼も厚い頼れる主将です。

21世紀枠選出理由は?

磐城は3年連続で福島県の推薦校に選ばれています。
今回は地元いわき市が2019年10月の台風19号で甚大な被害を受けた状況下でも東北大会で2勝し、大会後には復旧のボランティアにも尽力したことに加え、福島県内屈指の進学校としての文武両道が評価されました。

東北大会期間中、台風19号で学校近くの河川が氾濫し、周辺の家屋が浸水するとともに道路も水浸しに。大会後は部員全員でボランティアに参加して泥かきや荷物運びを手伝いました。

また、小学生との交流にも積極的に取り組んでおり、こうした経験から、野球で地元に元気と勇気を送りたいと磐城ナインは燃えています。

引用;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200124-00000006-senbatsuf-base

木村保監督の実績や手腕は?

それでは、磐城を率いる木村保監督を紹介します。

木村保(きむら・たもつ)
19701年8月8日生
福島県いわき市出身
磐城高→東京電機大

現役時代は捕手でプレーし、大学卒業後は地元福島で数学の教師になりました。
いわき光洋(軟式)、安達東、いわき総合、須賀川で部長・監督を歴任し、2015年から母校の磐城で監督を務めています。須賀川では夏の県大会で準優勝の実績があります。

進学校の磐城では練習時間にも制約があるため、質と効率を追求し、分単位でメニューを決めています。試合で平常心を失わないよう、常に本番を意識した準備を大切にしてるそうです。

また、練習メニューや主将、ベンチ入りメンバーを部員の投票で決めるなど、選手の自主性、考える力を重視しており、その成果が東北大会8強、そしてセンバツにつながったのではないでしょうか。

木村監督にとって今回のセンバツが初めての甲子園。どんな采配を見せてくれるかに注目ですね。

引用;https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/photonews/photonews_nsInc_202001240001022-1.html

まとめ

いかがでしたでしょうか?

磐城にとって春は1974年、夏は1995年以来となる甲子園。久々にあのコバルトブルーのユニフォームを見られることを喜ぶファンは多いはず。

秋の公式戦のように、エース沖を中心に堅実な守りからリズムをつかめれば、春の初勝利も近づいてくると思います。

それにしてもセンバツまでもうすぐ。
何とか開催してほしいと日々願うばかりです。

最後までご覧いただきありがとうございました。