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2020平田高校高校野球部メンバー!選出理由や植田悟監督の実績や手腕は?

どうもこんにちは、たかパパです。

2020春のセンバツ開幕まであと1ヵ月足らず。
新型コロナウイルスの影響が不安ではありますが、球春到来が待ち遠しい今日この頃です。

というわけで21世紀枠出場チームのクローズアップ企画第二弾。
春夏通じて初めての甲子園となる平田(島根)を紹介していきます。

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平田高校の概要

正式名称 島根県立平田高等学校
所在地  島根県出雲市平田町1
生徒数  464人(女子235人)
学校HP  http://www.hirata-h.ed.jp/

沿革
1916年 – 島根県簸川郡平田町外十村学校組合立平田農学校として開校
1919年 – 島根県立簸川郡平田農学校に改称
1920年 – 郡立学校に移管
1922年 – 商業科を開設、島根県簸川郡立平田実業学校に改称
1929年 – 県立学校に移管、島根県立平田高等実業女学校に改変
1934年 – 農学部開設、島根県立平田高等実業女学校を島根県立平田実業学校に改称
1941年 -農学部及び女学部が島根県立平田農業学校、島根県立平田高等女学校に分離
1946年 – 島根県立平田農林学校に改称
1948年 -島根県立平田高等女学校を統合し普通科と農業科を持つ島根県立平田高等学校に改変

「自律・協同・創造」を校訓とする県立普通高校で、ほとんどの生徒が大学や専門学校に進学しています。
文部科学省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に取り組み、地域の課題解決などの学習を推進しているほか、各種ボランティア活動にも積極的に参加しています。
部活動も盛んで、陸上競技部(女子駅伝)や柔道部、吹奏楽部などが全国大会に出場しています。

2020年平田高野球部メンバーと出身中学その他

引用;https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASN1S6FXYN1SPTIL01K.html

平田高野球部は1951年創部で、1986年には春のセンバツ補欠校、夏は島根大会準優勝していますが、甲子園出場は果たせませんでした。21世紀枠推薦校には今回で2年連続3回目の選出となります。

現在の部員は22人(女子マネージャー3人)で、「甲子園で校歌を歌う、同調野球、攻めの守備、走打連動」をスローガンに掲げています。

2019年秋季中国大会のベンチ入りメンバーは次の通りです。

背番号 名前 ポジション 学年 出身中学 中学所属
1 古川 雅也 投手 2 島根 斐川西 中学軟式野球部
2 三島 毅輔 捕手 2 島根 向陽 松江城ボーイズ
3 若林 舜大 内野手 1 島根 湖陵 中学軟式野球部
4 黒田 泰司 内野手 2 島根 斐川西 中学軟式野球部
5 高橋 大樹 内野手 2 島根 大社 中学軟式野球部
6 保科 陽太 内野手 2 島根 斐川西 中学軟式野球部
7 都田 明日生 外野手 1 島根 斐川西 中学軟式野球部
8 坂田 大輝 外野手 2 島根 斐川東 中学軟式野球部
9 松本 拓夢 外野手 1 島根 向陽 中学軟式野球部
10 大谷 咲翔 控え 2 島根 向陽 中学軟式野球部
11 二宮 陸斗 控え 1 島根 平田 中学軟式野球部
12 木幡 賢人 控え 1 島根 宍道 中学軟式野球部
13 福田 祥平 控え 2 島根 向陽 出雲ひらたボーイズ
14 天野 向陽 控え 2 島根 平田 中学軟式野球部
15 重親 直哉 控え 2 島根 斐川西 中学軟式野球部
16 金山 祥大 控え 2 島根 斐川西 中学軟式野球部
17 井口 恭太 控え 2 島根 松江第一 松江ボーイズ
18 清水 涼太 控え 1 島根 湖北 中学軟式野球部

全員が地元島根県出身で、中学校の軟式野球部でプレーしていた選手が多数を占めています。

それでは、平田の2019年秋の公式戦の戦いを振り返ってみます。

■秋季島根県大会

2回戦
平田 2-0 出雲
3回戦
平田 3-1 立正大淞南
準々決勝
平田 2-1開星
準決勝
平田 7-1 大社
決勝
平田 1-3 矢上

■秋季中国大会

1回戦
平田 2-0尾道商
準々決勝
平田 2-9鳥取城北

■公式戦成績
5勝2敗
打率 :.246
本塁打:0
盗塁 :6
失策 :8
防御率:2.70

チーム打率は.246で長打力も乏しいですが、機動力にバントなどの小技を絡めた攻撃でチャンスを確実に得点につなげ、接戦を次々と制して中国大会8強に進出しました。

2020年平田高野球部 注目選手は?

中国大会8強の原動力となった投打の二本柱と頼れる主将を紹介します。

古川雅也(ふるかわ・まさや)投手
175cm/72kg 右投右打

引用;https://mainichi.jp/koshien/articles/20200206/ddl/k32/050/322000c

旧チームからマウンドを任されており、秋の公式戦の防御率は1.27と安定した投球を見せました。中国大会1回戦の尾道商戦では完封勝ちを収めています。
直球は130km台ですが、多彩な球種を緩急をつけながら制球良く投げ分け、打者に的を絞らせません。
打っても5番打者として3割をマークするなど、平田の投打の中心的存在になっています。

高橋大樹(たかはし・だいき)内野手兼投手
167cm/67kg 右投右打

引用;https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00000002-senbatsuc-base

小柄ながら球威十分の直球を武器に、古川とともに投の二本柱を形成しています。変化球にもキレがあり、完投能力も備えています。
打撃では4番を任され、勝負強さが持ち味です。秋の大会では不調だっただけに、本来の打撃が戻れば得点力アップが期待できるでしょう。

保科陽太(ほしな・ひなた)内野手(主将)
173cm/68kg 右投右打


引用;https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASMBW63R3MBWPTIB00J.html

不動の1番ショートとして攻守でチームを牽引する主将です。秋の大会では打率.346、4盗塁とチャンスメーカーとなりました。
旧チームからのレギュラーで経験も豊富。植田監督も「チームの得点源」として信頼を寄せています。

21世紀枠選出理由は?

平田が21世紀枠に選出された大きな決め手は、過疎化が進む地域にあって野球人口の拡大に向けた取り組みを行っていることでした。

野球部内に普及班を設け、地元の幼稚園や保育所、スポーツ少年団に対して野球体験教室や実技講習会を実施。新聞紙で作った柔らかいバットやボールを使ったゲームで野球とふれあう機会を提供しているほか、終了後には部員手作りの記念メダルを渡しています。
2019年12月には島根県高野連普及委員でもある植田監督の呼びかけで「出雲子ども野球フェスタ」も開催され、出雲地区の子どもたち約350人が参加しました。

こうした取り組みはマニュアル化され、島根県内はもちろん、鳥取や広島など県外にも広がっているそうです。

引用;https://mainichi.jp/koshien/articles/20200209/ddl/k32/050/168000c

植田悟監督の実績や手腕は?

それでは、平田を率いる植田悟監督を紹介します。

植田悟(うえだ・さとる)
1971年9月30日生
島根県出雲市出身
平田高→日体大

現役時代は投手兼一塁手でプレーし、大学では軟式野球部に所属。3、4年次には全国大会で優勝、4年次にはMVPも獲得しています。

卒業後は保健体育の教員として江津工、邇摩、松江北で指導に当たり、出雲の監督を務めた2016年には夏の甲子園に出場。2017年から母校である平田を率いています。

平田ではそれまで打撃中心のチームを守備主体に変更。“攻めの守り”を掲げて、配球や投球、ポジショニングなどに攻めの意識を導入し、状況に応じて大胆なシフトを敷くこともしばしばです。

チームは初めての甲子園となりますが、植田監督に甲子園での采配経験があるのは大きいと思います。甲子園でどんな“攻めの守り”を見せてくれるかが楽しみです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

秋のデータを見る限り、甲子園では厳しい戦いになりそうです。
しかし、平田が目指す“攻めの守り”で失点を最小限に抑えることができれば、自分たちのペースで試合を進められると思います。

それにしてもセンバツまであと1ヵ月足らず。
開幕が待ち遠しくてたまらない今日この頃です。

最後までご覧いただきありがとうございました。