みなさんこんにちは、たかパパです。
今年もオールスターを前に、プロ野球ではトレードが頻繁におきてますね。
筆者はトレード賛成派です。トレードすることによって埋もれてた才能が開花する選手はたくさんいてます。大田泰示選手なんてその典型ですよね。巨人ではその有り余る才能を開花させる場所がなかったのですが、日ハムに移籍してからは、大田選手はなくてはならない存在になっていますからね。大リーグを見習ってもっともっとトレードするべきですね!!
そんなトレード戦士たちの中、昨年オリックスから横浜DeNAへトレード移籍して、今年扇の要として、チームの躍進に欠かすことのできない捕手がいます。それが伊藤光(いとうひかる)選手です。
伊藤選手は今年、国内FA権を取得しましたので、もうベテランの域に達している選手です。
オリックス時代から正捕手として活躍していた時がありますから、経験豊富な捕手を獲得できた横浜DeNAは本当に良かったと思います。
今回は、そんな伊藤光選手にスポットライトを当てたいと思います。
伊藤 光(いとう ひかる)選手のプロフィール
生年月日:1989年4月23日
出身地:愛知県岡崎市
身長:180cm
体重:83kg
投打:右投右打
ポジション:捕手
プロ通算年:12年目
経歴:明徳義塾高校→オリックス→横浜DeNA
2007年高校生ドラフト3位で、契約金5,000万円、年俸500万円でオリックスに入団します。
椎間板ヘルニアの除去手術の影響で、入団からなかなか一軍の舞台で活躍することができませんでした。
2011年シーズンぐらいから徐々に頭角を現し、2013年シーズンからオリックスの正捕手の座を掴みます。
2014年には、パリーグの捕手部門でベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞します。さらに、金子投手(現日ハム)とともに最優秀バッテリー賞も受賞するなど、プロ野球選手としてあぶらがのりまくりな時期を経験しました。
しかしそれ以降、若手の台頭もあり徐々に出場機会が減っていきます。
2018年シーズン途中、オリックスと横浜DeNAで交換トレードが発表されました。オリックスからは伊藤選手、赤間選手、横浜DeNAからは白崎選手、高城選手がそれぞれトレード移籍しました。
伊藤選手はイケメンで、オリックスのファンからも人気のある選手でしたから、当時のTwitterでは、「トレード」が一時トレンドにランクインするほど、ファンの間では騒然とした出来事だったようです。
「まさか光が放出されるとは」
「オリックスの顔だったのに・・・」
「もう金子千尋と伊藤光のバッテリーが見れないなんて寂しすぎる」
横浜DeNAにも、戸柱恭孝選手や嶺井博希選手など若手の有望株な捕手がいてますので、伊藤選手が捕手レギュラー安泰というわけではございません。
ですが、新天地でその確かな経験をもとに、巧みなリードを披露し、そしてバッティングでも今シーズン8本目のホームランを記録するなど、キャリアハイの成績をおさめようとしている伊藤光選手にこれからも目が離せないですね。
伊藤光選手の成績、年俸推移
伊藤選手の成績です。
2019年シーズンは7/9現在の成績です。
シーズン | 所属 | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打 | 盗塁阻止率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2010 | オリックス | 2 | .000 | 0 | 0 | 0 | .000 |
2011 | オリックス | 66 | .156 | 2 | 11 | 25 | .318 |
2012 | オリックス | 66 | .205 | 0 | 10 | 36 | .289 |
2013 | オリックス | 137 | .285 | 3 | 40 | 117 | .262 |
2014 | オリックス | 137 | .257 | 3 | 48 | 92 | .235 |
2015 | オリックス | 104 | .271 | 1 | 28 | 67 | .283 |
2016 | オリックス | 80 | .241 | 3 | 15 | 45 | .241 |
2017 | オリックス | 103 | .189 | 0 | 23 | 37 | .323 |
2018 | オリックス | 7 | .000 | 0 | 0 | 0 | – |
2018 | 横浜DeNA | 47 | .195 | 1 | 11 | 25 | – |
2019 | 横浜DeNA | 62 | .250 | 8 | 25 | 48 | .200 |
伊藤選手の年俸推移です。
2008年シーズン:500万円
2009年シーズン:520万円
2010年シーズン:520万円
2011年シーズン:580万円
2012年シーズン:1800万円
2013年シーズン:2200万円
2014年シーズン:4800万円
2015年シーズン:7200万円
2016年シーズン:5700万円
2017年シーズン:4700万円
2018年シーズン:5500万円
2019年シーズン:5500万円
賞を受賞したことによって最高7200万円までいきましたが、現在は5500万円になってますね。ここから1億円プレイヤーを目指していただきたいですよね。
今シーズンオフにFA権獲得!移籍は?
さて、そんな伊藤選手ですが今シーズンのオフに国内FA権を獲得します。
伊藤選手は現在年俸が5500万ですのでCランクとなります。
いまのプロ野球では捕手は人材難と言われている状況で、来年31歳とまだ若い。
肩にやや物足りなさはありますが、経験と打力を考えると、FA宣言したら手を上げる球団は多数あるかと思われます。
球団は慰留の方針ですが年俸の上積みは無いとの噂。
伊藤選手もチームの雰囲気の良さとプレーしやすさを公言していますが、果たしてどうなるでしょうか?
伊藤光
国内FA権を取得。
愛知県岡崎市出身で、オリックスで干されていた時は、地元トレードで中日に来る期待があったけれど、現在の中日には伸び盛りの石橋康太、
超強肩の加藤がいるので、今オフに中日から積極的に獲得に動く可能性は低いと僕は予想。— 月吠え4号 (@tukihoe4) July 9, 2019
光がベイに来てくれてちょうど1年でのFA権取得。
光のファンとしては同じように誇らしく思う気持ちと、でも同時に「もしかして来シーズンは…」と不安になる気持ちも。
もう光のいないベイスターズなんて考えられなくなっちゃってる。それはきっと私だけじゃないはず!#伊藤光— あずみん (@tamakichi_seven) July 9, 2019
ベイファンの皆様も心配している模様ですね。
イケメン捕手の特徴など
横浜DeNAは打てる捕手が補強ポイントだったので、伊藤選手はバッチリ補強ポイントに合致する選手でした。
現在は下位打線で大和選手とともに、しぶといバッティングでチームの下位打線のキーマンとなっていますね。
今シーズンは横浜DeNAは10連敗という大型連敗を記録してしまいました。そんな大型連敗中、抑えの山﨑選手が登板した試合で、9回のイニング途中で嶺井選手にキャッチャーのポジションを交代させられた試合がありました。ベンチは山﨑選手と嶺井選手の相性を考慮しての判断だったのでしょうが、これは捕手としては悔しくて堪らない状況だったと思います。
しかし、経験豊富なベテラン捕手は、この悔しさをバネにして、すぐに結果を残します。山﨑選手と次にバッテリーを組んだ試合は見事に3人でピシャリと抑えました。
普段からピッチャーとのコミュニケーションも積極的にとっているようで、若手投手からの信頼も厚いようです。
伊藤選手は次のようなことを言っています。
「基本的に、僕は”甘いボール”で抑えてほしいんですよ。ピッチャーは完璧主義者が多いんです。高さもコースもしっかり投げたいと……。もちろんそれはいいんですけど、全球そうはいかない。甘いボールで抑えるためには、ボールの強さや変化球のキレが大事なってくる。そういう方法もあることを伝えています」
この言葉が金言となり、若手投手が台頭してきたら横浜DeNAの投手陣はおもしろい存在になるでしょうね。
彼女や結婚についても
伊藤選手はオリックス時代から結婚しています。嫁さんの方が年上のようですね。
一般の方ということで、画像などは公表されておりませんが、家族の支えがあってこそ活躍できているのだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
捕手は経験が必要なポジションです。パリーグとセリーグで打者も投手もタイプが違う選手が多い中、巧みなリードで、横浜DeNAの投手をリードしています。横浜DeNAは比較的若い投手が多いですから、伊藤選手のような両リーグを知るベテラン捕手の存在は、必要不可欠です。
国内FA権を取得しましたが、恐らくDeNAに残ってこれからも若手をリードするのではないでしょうか。ファンは皆それを望んでいるはずですから。
最後までお読みいただきありがとうございました。