どうもこんにちは、たかパパです!
今回は星稜高校の捕手で主将を務める山瀬慎之助(やませ・しんのすけ)選手についてお話したいと思います。
山瀬選手といえば、高校ナンバーワン投手として高く評価されている奥川恭伸投手の女房役。2019年春のセンバツでは優勝候補に挙げられ、奥川投手とともに大きな注目を集めました。
惜しくも2回戦で習志野に敗れてしまいましたが、初戦の履正社戦では奥川投手の快投をリード面で支え、高校生ではトップクラスの捕手として評価されるようになっています。センバツ後に行われた高校代表候補の合宿にも召集されました。
センバツのリベンジに燃え、夏の甲子園で悲願の全国制覇を目指すチームの先頭に立つ山瀬選手についてお話したいと思います。
山瀬慎之助選手のプロフィール
生年月日 2001年5月4日(18歳)
所属 星稜高校(石川県)3年/野球部主将
出身地 石川県かほく市
身長・体重 176cm/82kg
投打 右投/右打
ポジション キャッチャー
今ではすっかり有名になりましたが、山瀬選手と奥川選手は小学校からのバッテリー。2人はかほく市立宇ノ気(うのけ)小学校1年で出会い、2年から宇ノ気ブルーサンダーで野球を始めました。4年からバッテリーを組み、6年で石川県大会準優勝を果たしました。市立宇ノ気中学校でも軟式野球部に入部。3年夏の全中では4番捕手でエースの奥川選手とともに優勝に貢献しました。
高校進学にあたり、山瀬選手は地元石川県で全国制覇したいという思いから、県内屈指の名門星稜への進学を決意します。そのためには奥川選手の力が必要と、進路に迷っていた奥川選手と何度も話し合い、「2人で全国制覇しよう」と説得。奥川選手は進路決定期限ギリギリに星稜への進学を決意しました。まるで野球漫画の世界ですね。こうして中学日本一に輝いた黄金バッテリーが揃って星稜へ進学することになり、地元の高校野球ファンは大いに盛り上がったそうです。
山瀬選手のプレースタイルや高校での成績は?
星稜では1年秋からレギュラーとなり、2018年には春夏の甲子園に出場。春はベスト8、夏は2回戦まで進みました。この年秋の新チーム発足から主将を務め、明治神宮大会では準優勝しています。
山瀬選手の最大の武器は、遠投120mを誇る強肩です。星稜の林和成監督が「今まで自分が見てきた捕手の中でも一、二番」と言うほど。加えて二塁までの送球速度もプロ並みの1.8秒台。石川県内では相手チームはほとんど走ってこないそうです。
実際に球場で見たのですが、試合のイニング開始前に行う二塁への送球は、ベースに向かって低く鋭く伸びていき、スタンドがどよめいていました。
そして、山瀬選手の魅力は強肩だけではありません。奥川選手をはじめ、投手の特徴に応じたリード面やキャッチングの上手さにも定評があります。また、山瀬選手は一つひとつのプレーにも手を抜きません。センバツ初戦の履正社戦で、二塁手の一塁送球が大きく逸れた時、バックアップに走っていた山瀬選手がファウルグラウンドでスライディングキャッチしたプレーは、大きな話題になりましたね。
打順は5番を任されていて、まさに星稜の攻守の中心です。甲子園では出場した7試合全てでヒットを打ち、打率も.444、7打点をマーク。大舞台に強い打者と言えそうです。本塁打は公式戦では3本打っています。
山瀬選手の評価の高さは、センバツ後に行われた高校日本代表候補合宿にも召集されたことからも明らか。全国のライバルたちとプレーしたことで、大きな刺激を受けて母校に帰ってきたようです。
山瀬選手の目標は巨人の阿部慎之助選手。阿部選手にちなんで慎之助と名づけられたこともあり、阿部選手のような打てる捕手を目指しています。阿部グッズも愛用しており、細かいプレーの動作もマネているとか。巨人の背番号10を背負うことを将来の夢に掲げています。
山瀬選手の性格や家族、恋人は?
奥川選手によると、山瀬選手は小さい頃からおふざけキャラだそうです。見た感じそのまんまですね(笑)。
ただ野球に関しては人一倍厳しく、練習量と責任感はチーム一の頼れる主将です。学校が休校になりそうな大雪の日でも、いつも通りに登校していつも通りに朝練をしていたというエピソードがあるほどです。ちなみに趣味は野球観戦、特技は大食いだそうです。
家族は両親と妹2人。父は金沢市立工業野球部OBで、母もソフトボール経験者です。センバツではスタンドに父の姿が。高校野球部の先輩でもある奥川選手の父と並んで息子たちを応援していました。その横に山瀬選手によく似た女の子がいましたが、妹かもしれませんね。
さて、気になる恋人の存在ですが、いろいろ調べても確認できませんでした。今は最後の夏に向けた大事な時期ですので、野球に打ち込む毎日が続いているのではないでしょうか。ですから、高校野球引退後に恋人の話が出てくるかもしれません。ちなみに山瀬選手によると、奥川選手の方が女子人気は高いそうです(笑)。
まとめ
星稜は優勝候補に揚げられていたセンバツでは2回戦敗退、さらには林監督がサイン盗み疑惑に関する一連の言動から、北信越大会終了時まで指導禁止処分を学校から受けるなど、何とも悔しい春になりました。
それだけに、主将として最後の夏にかける思いは誰よりも強いはず。星稜は春の県大会では、林監督不在、そしてエースの奥川選手を温存しても危なげなく優勝。夏に向けて意気が上がっています。
夏に向けた星稜の課題は、打力アップと奥川選手以外の投手陣のレベルアップと言われています。どちらも攻守の要である山瀬選手の役割は大きいはず。チームの先頭に立って悲願の全国制覇に挑む、山瀬選手に今後も注目していきたいですね!
最後まで読んで頂き有難うございました。