こんにちはたかパパです。
先程まで明徳義塾 vs. 早稲田実の試合を観戦していました。
9回ツーアウトまでリードしていた明徳が崩れて同点から、
まさかの逆転負けとはまさに高校野球はドラマですね。
まだ清宮選手を敗退させない野球の神様の采配でしょうか。
今大会は早稲田実の清宮選手を筆頭にドラフト候補の強打者が
沢山居ますが、東の清宮選手と並んで西の強打者と呼ばれている
大阪代表の履正社高校の安田尚憲(やすだひさのり)選手に
注目したいと思います。
↓ライバル清宮幸太郎(早稲田実)の記事はこちら↓
安田尚憲 経歴・プロフィール
出展元:https://www.hb-nippon.com/player/9855
名前 安田尚憲(やすだ ひさのり)
生年月日 1999年4月15日(17歳・2017年3月時点)
出身地 大阪府吹田市
身長/体重 188cm/92kg
シニア レッドスターベースボールクラブ
中学 吹田市立豊津中学校
高校 履正社高等学校
ポジション 内野手
投打 右投左打
安田選手は 大阪府吹田市出身で、父の功さんは大阪薫英女学院の
駅伝部の監督を務めていて、2014年には全国高校駅伝で初優勝し、
2016年も同校を全国大会へ導く名監督です。
母の多香子さんは国体出場経験を持つ槍投げの選手。
さらに兄の亮太さんはPL学園時代にあの前田健太投手とバッテリーを
組み、現在も社会人野球の三菱重工名古屋でプレイしています。
安田選手が野球に目覚めたのも兄の試合を見に行ったのがきっかけ
ということですので、まさに家族全員がアスリートという、野球に
打ち込むには理想的な環境ですね!
小学校6年生の時に阪神タイガースジュニアに入団し、
中学に進むと、元阪神タイガースの赤星憲弘氏が創設した
シニアの硬式野球チーム「レッドスターベースボールクラブ」に
所属します。ちなみにレッドスターとは赤(レッド)・星(スター)
ですね(^_^;)
大阪の履正社高校に進学すると1年生の秋から5番を任され、
三塁手として活躍します。秋と春合わせて29本のホームランを
打ち2年生の春からは4番を任されます。
2年生夏の大阪大会では 打率.520、HR2本、15打点の活躍で
チームを甲子園へと導き、甲子園でも3割を超える打撃を
みせました。
秋の明治神宮野球大会でも、決勝で清宮選手を擁する早稲田実を
退けて優勝を果たしています。
同年代で早い段階で高い注目を集めていた清宮選手にはライバル意識を
持ちながら、「清宮の方がバッターとして上」とリスペクトも
しているようですね。
安田尚憲 打撃・プレイスタイル
安田選手は身長が188cm、体重92kgと同年代の中でもかなり敬体の部類に入る
体格の持ち主で、高校野球の超名門校で、全国各地から優秀な選手が集まってくる
わけですが、その中でも群を抜いて大きな体躯だそうです。
打撃のイメージに関してはDeNAの筒香選手にイメージが近いように思いますが、
バッティング技術に関してうまく表現されているサイトがありましたので、
こちらを引用させて頂きます。
スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置において背筋を伸ばして構えている。腰がしっかりと座った構えでいかにも強打者を感じる構えだ。投手の足が着地する寸前に始動を仕掛けるスタイルで、ややすり足気味に足を上げてタイミングを取る。台湾で行われた強化試合ではしっかりと間合いを測ることができているが、神宮大会までは全くタイミングを取ることができておらず、ステップがうまくいかないまま踏み出してしまい打ち損じた打球が多かったが、台湾の舞台ではしっかりとタイミングを取ることができていた。やはり打者はしっかりとタイミングをわせることが重要なのかが分かる。
トップの動きを見ると深く取ることができており、強い打球を打つ準備ができている。トップからインパクトまでロスのないスイングができており、へその前でボールを捉えることができており、捉える形は実に良い。安田の場合、ヒットを打てる時はポイントが広く、アウトコースもインコースに対しても捉えることができるが、調子が悪いと緩いボールに対しても力んでしまい、打ち損じが目立つ。
打球を飛ばす力、広角に打ち分けるバットコントロールはすでにドラフト指名級。あとは走者がたまった場面や、ここぞという場面で打ち崩せる場面をどれだけ見せられるか。または安田は右投手を得意とするが、変化球を得意とする左投手に苦しむ傾向がある。その左投手と対峙したときに、自分の打撃フォームを崩さずに打てるかがポイントになるのではないだろうか。
引用元:https://www.hb-nippon.com/player/9855
ちなみにフィールドプレイヤーとしても万能選手で、走って50m6秒台の俊足で、
2年夏の甲子園でもノーエラーで強肩も魅力で、まさに走攻守揃っていますね。
安田尚憲 高校通算本塁打は何本?
そんなスラッガーとして高く評価されている安田選手ですが、1年生時に9本、
2年生の年間で31本塁打を放ち、現在高校通算本塁打は48本に到達しています。
3月23日現在で高校通算79本を放っている清宮幸太郎選手と比較すると
物足りなく感じますが、十分にスゴイ数ですよね。
安田尚憲 ドラフト指名先は阪神?
これだけ強打が売りのスラッガーである安田選手なので、プロ入りするのかは
気になるところですね。プロ入り志望を確認されるのはもっと先の話しですので、
現段階では不明ですが、すでにプロのスカウトたちは安田選手に注目して早くから
視察に来ているようですね。
ソースは無い話ですが、ネット上では安田選手は「阪神ファンではないか?」
という噂が流れています。
大阪出身ですし、小学生6年生の時に阪神タイガースのジュニアチームに選ばれたり、
元阪神の赤星憲弘氏が運営するシニアチーム「レッドスターベースボールクラブ」に
所属していたりと、なにかと阪神関係者に関わりが深い事からそのような噂が流れた
ようですね。安田選手本人から阪神ファンである旨の発言はされていないので
真偽のほどは不明ですね(^_^;)
プロスカウトからの評価も上々ですね。
■阪神・畑山チーフスカウト
「今まではああいう打球は見られなかった。反対方向へ大きい打球を打つためにやってきた成果が見えた」
■オリックス・長村球団本部長
「スケールが大きい打者だね。逆方向にも当てるだけじゃなくて、腰を入れて打てている」
■広島・鞘師スカウト
「逆方向へああいう打球を打てたのはいいこと。少し方向は違うけど、(日本ハムの)大谷が甲子園でああいう打球を打ったね」
■中日・中田宗男スカウト部長
「3三振はいずれも打てない球。それまで右腰が開いていたのを最後は修正していた。一番の魅力は長打力」
■巨人・岡崎スカウト部長
「3打席三振していて、反対方向に狙って初球を打つのは大したもの。安田と清宮はトップクラス」(デイリースポーツ)
■中日中田スカウト部長
「安田選手らしさが出た。甘くなったところは見逃さない。長打力は抜群。常にフルスイングするから、あそこまで飛ぶ」
■阪神畑山スカウト
「左方向を意識してやってきた中で、ああいう打球が出たのは成長。最後に1本出たというのは今後につながる。甲子園で自信をつけてほしい」
(日刊スポーツ記事より抜粋)
まだまだ清宮選手への注目度が高いので、今後どのような評価を受けていくかは
分かりませんが、今年のドラフトの目玉選手のひとりであることは間違いないでしょう。
球界全体でしっかり守れて打てる三塁手は不足していますので、各球団とも
お家の事情次第ですが狙ってくるでしょうね。
まとめ
いきなり優勝候補の一角といわれた日大三高と初戦になりましたが、
見事に激闘を制しましたので、勢いに乗って最後まで突き進むかも
しれませんね。安田選手の打撃にも期待ですね!
最後まで記事を読んで頂きましてありがとうございました!!