みなさんこんにちはたかパパです。
2017シーズン開幕を控えて、各球団開幕1軍メンバーが確定しましたね。
筆者は巨人の若手で入団3年目の岡本和真(おかもとかずま)選手に
期待していますが、巨人という生え抜きが成長しにくい環境でいかにして
伸びていけるか、果たして覚醒はあるのか、色々と調べてみたいと思います。
↓2017年巨人オープン戦最下位への考察はこちら↓
岡本和真選手 経歴・プロフィール
出展元:http://number.bunshun.jp/articles/-/824212
名前 岡本和真(おかもとかずま)
出身 奈良県五條市
生年月日 1996年6月30日(20歳)※2017年3月現在
身長/体重 185cm/96kg
投球・打席 右投・右打
ポジション 左翼手、三塁手、一塁手
プロ入り 2014年ドラフト1位
岡本和真選手は、奈良県出身で、小学校1年生から軟式野球チームである
「カインド」で投手兼内野手として野球を始めました。
野手としては小学3年生からクリーンナップ、4年生からは4番を打ち、
投手としては3年生時に最速時速100キロを記録。
小学3年生で球速100キロって凄いですね(@_@)
この頃から名門智弁学園高等学校への入学と、天理高校に勝利して
甲子園へ出場・優勝することを目標にしていたそうです。
五條東中学校へ進学すると「橿原磯城シニア」で投手兼三塁手を務め、
2年生時には主軸として全日本中学野球選手権大会でベスト4。
3年生時には右肘を剥離骨折している中でシニアリーグ日本代表の4番として
全米選手権に出場し、打率5割超えの大活躍を果たし優勝。
中学生の時は投手がメインで、3年生時には既に135キロの球速が出ていた
そうですが、骨折の影響で高校進学時は投手ができない状態だったそうです。
当然ながら岡本選手の存在は注目を集め、強豪校20校からスカウトされますが、
憧れであった智辯学園に入学。
1年生春からベンチ入りし、秋から4番を打ち、1年生時の年間本塁打は8本、
2年生時は48本。3年生時の第86回選抜大会1回戦の三重高校戦では、
大会史上19人目かつ大会タイ記録である1試合2本塁打。
第96回全国高等学校野球選手権では、1回戦で明徳義塾と対戦し4-10で初戦敗退を
喫し、高校通算は73本塁打。
智辨学園時代から打席での風格というか雰囲気が別格ですね。
2014年のプロ野球ドラフト会議1巡目で、読売ジャイアンツから単独指名を受け入団。
巨人による高校生野手の1巡目指名は2008年の大田泰示以来6年振りで、指名後は
契約金8,000万円、年俸1,200万円という条件で入団契約。
当時の一軍監督だった原辰徳監督からの提案で背番号を決定。
終身名誉監督の長島茂雄氏の「3」と、原監督が現役選手時代に着けていた
「8」を合わせた「38」を着用することになったそうです。
その辺りの待遇というか扱いを考えても岡本選手への期待の大きさが
伺えますね!!
岡本和真選手 開幕一軍で覚醒はある?
さて、そんな岡本選手の最大の魅力はやはりバッティングです。
高校通算で73本塁打を放ちましたが、金属バットでの本塁打数はある意味
目安でしかありませんし、大成せずに消えていった選手は沢山居ます。
あるコーチは「普通の高卒新人はボールをたたきにいくんだけれど、岡本は
そうではなく、肘をうまく入れて、腰で払うイメージ。
バットが体の内側からしなるように出ているから、差しこまれずに芯で
とらえられる。松井秀喜や坂本勇人など、いい打者が持っている特徴」と
話しています。
高校時代から木製バットで素振りを続けていたそうで、金属バットからの
移行には全く抵抗が無かったそうですよ。
以前、筆者もテレビで見ましたが、解説者の江川卓氏は「松井秀喜のような
雰囲気を感じさせる」と語って大きな期待を持たれていました。
プロ1年目はじっくり育てたいという首脳陣の意向で2軍スタートでしたが、
8月には1軍昇格して公式戦初出場を果たし、プロ3打席目となる9月には
プロ入り初本塁打となるツーランホームランを放って、巨人の高卒ルーキー
としては松井秀喜選手以来の快挙を果たします。
しかしながらこの年のホームランはこの1本だけで、一軍出場も17試合のみ。
移籍組や新外国人が入れ替わりにやってくる巨人に於いては高卒ルーキーが
それを超えていくというのはある意味厳しすぎる環境ですよね。
2016年シーズンも怪我もあって1軍での出場は1試合のみとなりましたが、
2軍での成績は96試合出場で打率は.261、本塁打18本、打点74と
かなり優秀な成績を収めます。
ジャイアンツでも注目の若手として期待を集める岡本選手ですが、本来のポジション
である三塁には村田修一選手がいます。打撃がやや衰えたとはいっても、堅実な
守備力は健在で、さらに補強で入団したマギー選手も加わるため、三塁での出場は
かなり厳しいものとなります。
今季はレフトの守備も練習していて、1軍出場機会が増えることでしょうね。
確かに江川さんが言うように、打席での雰囲気は松井秀喜選手のそれに
どこか通じるものを感じさせますね。
そんな岡本和真選手は見事に開幕一軍の切符を獲得しています。
松井秀喜選手が開花したのも3年目ですし、今年こそは出場機会を増やして
経験を積んで、是非とも覚醒してもらいたいものですね!!
巨人の4番打者が無双すればプロ野球界全体も盛り上がると思いますので
岡本選手には是非頑張って頂きたいものですね。
岡本和真選手 課題の守備の改善は?
しかしながら、首脳陣が絶賛する打撃とは裏腹に、岡本選手の最大の課題は
「プロでも下の中」と酷評される守備です(・.・;)
動画中では「大丈夫です!」とテロップ入っていますが、
たしかにコリャ酷い(笑)腰は高いは守備位置は悪いわ。。
幸いに、内野守備コーチは守備の名手と言われた井端コーチが居ますが、
井端コーチは
「捕球、送球のどちらが課題? はっきり言ってどっちもです。」
「一軍のレギュラーのレベルという見方をすれば、まだまだ全然ダメです。」
と頭を悩ませている様子。
しかしながら、今巨人のショートとして活躍していて、名手と呼ばれている
坂本勇人選手も最初数年間の守備はそれはそれは酷いものでしたので、
ひたすら経験と練習を積んでいくしかないんでしょうね。
OBの広岡達朗氏は
「たしかに岡本の守備はプロのレベルではない。守備オンチです。でも、それを教えるのがコーチの仕事。
試合で使い、何年もかけて一人前の選手に育て上げる。その気概がなければ、いつまで経っても岡本の守備はダメなままですよ。」
出展元:http://www.news-postseven.com/archives/20160610_418348.html
と酷評しつつも期待を見せていて、
かつて広島で打撃コーチを務め、緒方孝市、野村謙二郎、江藤智や前田智徳、
金本知憲ら(敬称略)を育て上げ、1994年から2002年まで巨人の打撃コーチを
務めて松井秀喜、仁志敏久、清水隆行、高橋由伸、阿部慎之助(敬称略)など
多くの打者を育てた名伯楽である内田打撃コーチは
「岡本が上がってくるには、まだ時間がかかるかな。打撃は結構よくなってるんだけど、三塁守備が一軍のレベルに達してない。外野なら少々下手でも目をつむって使えるよ。
でも、三塁でのミスは試合の勝ち負けに直結する。守備はゴールデン・グラブ賞を取った村田のほうがずっと上だから」
出展元:http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/529431/
結果的に、村田選手やマギー選手を押しのけられるほどの守備力を身に着ける
には時間と経験が必要だと思いますので、今季からのレフトへのコンバートも
間違いではないと思います。
DeNAの筒香選手もデビュー当時サードで守備が酷くて外野へコンバート
されてから打撃が花開いた印象がありますし、岡本選手も守備に関する
不安が無くなればバッティングにより集中できることと思います。
岡本和真選手 年俸や嫁についても気になる!
ちなみに岡本選手の年俸は2015年が1200万、2016年が1400万となっていて、
2017年は1200万となっています。
このクラスですと、一皮むけてブレイクすると直ぐに3000万~5000万くらいまで
伸びると思いますし、覚醒してレギュラーをつかんで成長を続けることが出来れば
直ぐに億の大台に乗ることでしょうね。まずはレギュラーからですね・・・。
さて、そんな岡本和真選手ですが、2016年のオフのクリスマスに神奈川県出身の
化粧品会社に勤める22歳の一般人女性と入籍しています。
馴れ初めは智弁学園時代の3年の夏の甲子園に観戦していた現夫人に
熱烈アプローチして交際が始まったそうですよ。
出展元:https://www.hochi.co.jp/giants/garticle.html?id=20170101-OHT1I50001
イラストはあまり上手くないですね(笑)
「より野球に集中できる環境になり、責任感も出てきました。自分に足りない部分だったので、しっかり結果を出せるようガムシャラにやっていきたいと思います」
出展元:https://www.hochi.co.jp/giants/garticle.html?id=20170101-OHT1I50001
結婚して、文字通り2017年は勝負の年になりそうですね。
頑張って結果を残して頂きたいですね!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2017年の巨人は大型補強したものの今一つ結果に結びついていないので、
若手である岡本和真選手はチャンスでもあり、勝負の年になりそうですね。
しっかりと結果を残して巨人の主力、ひいては球界の長距離打者へと
成長してもらいたいものですね!!
最後まで記事を読んで頂きましてありがとうございました!!