みなさんこんばんは、たかパパです。
すでに2年連続8回目のリーグ優勝を決めて
いる広島。
今年も圧倒的な力でセリーグを制し悲願の
33年ぶり4回目の日本一を目指します。
今シーズンの広島は、大黒柱の黒田投手が
引退、昨年の沢村賞投手ジョンソン投手を
開幕直後から欠くなど先発投手に不安を
抱えたままのスタートとなりました。
しかし、シーズン途中に先発に転向した
薮田投手が15勝、2年目の岡田投手が14勝と
それぞれブレーク。
エース野村投手も勝ち星には恵まれません
でしたが安定的な投球を見せ、チームの勝利
に貢献しました。
そんな先発陣の中で、復活を果たしたのが
大瀬良投手です。
大瀬良投手といえば、1年目の2014年に
10勝を挙げ新人王を獲得しましたが、
2年目と3年目は先発ローテーションに入れず
不本意なシーズンを過ごしました。
しかし今シーズンは、開幕からローテーション
を守り、3年ぶりの10勝を挙げるなど先発と
して優勝に貢献しました。
今回は、復活を果たした大瀬良投手について
紹介したいと思います。
大瀬良投手の経歴
出展元:http://baseballking.jp/ns/29251
大瀬良投手は長崎県出身の26歳
(1991年6月17日生まれ)
小学校4年生から野球を始めています。
小学校6年生のときに野球肘を発症。
中学校2年生秋にそれが限界に達し、
投げれなくなりました。
当初手術をせず自然治癒を目指しましたが
3年生夏になってもよくならなかったため、
手術を受けています。
高校は長崎県の長崎日大高校に進学。
1年生秋からベンチ入りを果たし、2年生秋
からはエースとなります。
全国に名が知れ渡るようになったのは
3年生夏の地方予選準々決勝。
春の選抜優勝校である清峰高校を被安打4の
1失点に抑え勝利に導き一躍注目を浴びます。
甲子園では、センバツ準優勝の花巻東高校に
敗れましたが、6回2失点に抑える好投を
見せました。
この試合では自己最速となる147キロを出し
プロのスカウトの注目を集めました。
高校卒業後は、九州共立大学に進学。
1年春からリーグ戦に出場し、リーグトップと
なる防御率0.63、5勝をマーク。
福岡六大学野球で、4年間通算で38勝8敗、
380回を投げ379奪三振、防御率1.07という
圧倒的な成績を残しています。
全国大会は、4年間で4回出場。
8試合に登板し、48回を投げ防御率1.13、
3勝を挙げる活躍を見せています。
リーグ戦で通算6度の最多勝、4度の
最優秀防御率、ベストナインを4度、
MVPを3度輝いていることからわかる通り、
大学時代は常にプロの注目を集めました。
そして2013年のドラフト会議では、
ヤクルト、広島、阪神の3球団から1位指名を
受けて抽選の結果、広島が交渉権を獲得。
くじ引きでは高校時代からの担当スカウトの
田村さんが登場し、見事引き当てたシーンが
印象的でしたね。
大瀬良投手の投球スタイルと球種について
大瀬良投手は187センチ93キロの恵まれた
体格から投げ込む最速154キロの速球が武器。
変化球の球種ですが、カットボール、
フォーク、スライダー、カーブ、
チェンジアップを操ります。
直球と並ぶ武器はスライダーとカットボール。
今年の球種配分を見ても、ストレート、
カットボール、スライダーが多いです。
今年からフォークの精度が上がり、空振りを
奪うだけではなくカウントをとる球種として
多く使われるようになっています。
課題はコントロール。
時折、勝負所で甘く入り痛打されることが
多くなっています。
細かいコントロールの精度が上がれば、
より安定的な成績が残せるようになるはずです。
気になる年俸とこれまでの成績
大瀬良投手の今年の年俸は4500万円。
2016年シーズンはケガの影響で17試合の
登板にとどまった影響もあり、初の
現状維持で契約更改しています。
これまでの年俸の推移は、
2014年:1500万円
2015年:3500万円
2016年:4500万円
となっています。
登板 | 勝利 | 敗北 | ホールド | 投球回 | 防御率 | 被本塁打率 | 与四死球率 | 奪三振率 | 被打率 | |
2014年 | 26 | 10 | 8 | 0 | 151 | 4.05 | 1.19 | 2.56 | 6.91 | 0.280 |
2015年 | 51 | 3 | 8 | 20 | 109.33 | 3.13 | 0.41 | 2.63 | 7.98 | 0.256 |
2016年 | 17 | 0 | 0 | 4 | 21.66 | 3.32 | 0.83 | 2.91 | 9.97 | 0.188 |
2017年 | 24 | 10 | 2 | 0 | 145.66 | 3.65 | 0.74 | 2.72 | 6.73 | 0.255 |
*2015年の途中から2016年までは中継ぎ
データを見てみると防御率は比較的高めで、
4年間通算で3点台後半となっています。
原因は、与四死球が多いことにありそう。
四死球は1試合当たり3つ近く与えている
計算ですね・・・。
また、被本塁打率が高いことからも、
ランナーをためて痛打されるケースが多い
ことがうかがえます。
被打率は低いほうであるため、コントロール
を上げて無駄なランナーをためないように
することで、防御率は改善されていくように
思います。
奪三振率は高いほうです。
ストレートに力とキレがあり、スライダー
など三振を奪えるボールがあることが要因。
コントロールとスピードの両立を目指すのは
なかなか難しいとは思いますが、なんとか
克服してもらいたいところですね。
家族や結婚は?
大瀬良選手は両親と2人の弟、1人の妹の
6人家族。弟の一人はダウン症とのこと。
大瀬良投手のプレーを見るのが好きで、
小さい頃から試合に毎試合見に行って
いたそうですよ。
大瀬良投手も弟を喜ばせたいという気持ちで
プレーをしていたそうで、今でも仲が良く、
毎日連絡を取り合う仲です。
優しく、イケメンでもある大瀬良投手。
ネット上でも彼女のうわさが絶えないですが、
どれも噂の域を出ません。
2015年には、早く結婚したいと話していた
こともあり、もしかすると結婚を前提に
付き合っている彼女もいるのかも?
その辺りは続報が有り次第追記しますね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
クライマックスシリーズでは先発ローテに
入れるか微妙なラインにいます。
安定感にいまいち欠けるところが短期決戦
では不安材料。
クライマックスシリーズが始まるまでに、
コンディションを整えて先発の一角として
投げてもらいたいですね!
また、来シーズン以降はさらなる飛躍を
期待したいところ。
今シーズンの活躍を来期以降の飛躍の
きっかけにしてもらいたいですね。
最後まで読んで頂き有難うございました!