みなさんこんにちはたかパパです。
さて、アラサ―アラフォー世代の野球好きと言えば誰もが
気になっているのが「平成の怪物」こと現ソフトバンクの
松坂大輔(まつざかだいすけ)投手の去就ではないでしょうか?
3月25日の対広島とのオープン戦で7回をノーヒットノーランに
抑えた快投を見て、最後に一花咲かせてくれるんではないか?
という期待を持ったファンの方も多いのではないでしょうか?
今年のソフトバンクは先発の枚数が武田翔太・和田毅・千賀滉大・
バンデンハーク・東浜巨・中田賢一の6枚で盤石すぎるので
開幕ローテ落ちは仕方のないところでしょうか?
↓WBCベストナインで注目の千賀投手の記事はこちら↓
さらには二軍で調整しているドラ1の田中正義投手もいますので
かなり苦しいところですね・・・。
松坂大輔投手 経歴・プロフィール
出展元:https://www.asahi.com/articles/ASJ3333GCJ33TIPE002.html
さて、野球好きの方には松坂大輔(まつざかだいすけ)投手のことを説明する
必要は一切ないかと思いますが、1980年9月13日生まれの36歳。(2017年3月)
高校時代は神奈川の横浜高校で文字通り無敵を誇っていました。
1997年秋の新チーム始動から、1998年秋の国体まで公式戦44戦無敗という
大記録を打ち立て、
高校時代の投手成績は59登板で防御率1.12、34完投、13完封、40勝1敗
投球会数379回、423奪三振、奪三振率10.04(1試合あたり換算)
甲子園での通算は11登板で防御率0.78、10完投、6完封、11勝0敗
投球回数99回、奪三振97
もうほとんど漫画の世界ですね(笑)
高2の夏に神奈川県大会の準決勝で自分の暴投のため敗れた責任を感じて
練習に一層打ち込むことになった松坂投手ですが、その後は無敵街道を
突き進み、3年生の夏の甲子園決勝でまさかのノーヒットノーランも
達成します。
そもそもこの年代って物凄く人材豊富で、いわゆる松坂世代って大豊作と
言われていますよね。
ざっと敬称略で挙げてみると・・・
【投手】
松坂大輔、藤川球児、杉内俊哉、和田毅、館山昌平、新垣渚、木佐貫洋
永川勝浩、久保裕也久保田智之、加藤大輔、長田秀一郎、江草仁貴
小林正人、小野寺力、久保康友、川井雄太、橋本健太郎、松本幸大、多田野数人
【捕手・野手】
村田修一、東出輝裕、小谷野栄一、渡辺直人、梵英心、森本稀哲、赤田将吾
矢野謙次、上本達之、小池正晃、後藤武敏、實松一成、古木克明、木村昇吾
中島俊哉、大西宏明、竹原直隆、
もう錚々たる面子ですよね。
1998年のドラフトで3球団競合を経て西武ライオンズに入団したのちの
パリーグを代表する右腕としての活躍ぶりは皆様ご存知の通りです。
1999年の初登板でいきなり155キロをたたき出したのは本当に驚きでした。
もう18歳の時点でピッチャーとして完成されていたんですよね。
文字通り「平成の怪物」ですよね。
西武やWBCでの活躍は皆様記憶に新しいところだと思います。
新人王(1999年)
最多勝利3回 (1999年・2000年・2001年)
最多奪三振4回 (2000年・2001年・2003年・2005年)
最優秀防御率2回 (2003年・2004年)
沢村賞1回 (2001年)
ベストナイン3回 (投手部門:1999年~2001年)
ゴールデングラブ賞7回 (投手部門:1999年~2001年、2003年~2006年)
改めて見ると凄い実績ですが、西武時代って無双していたイメージがありますが、
キャリアハイと呼べる2003年(16勝7敗)と2006年(17勝5敗)では
ソフトバンクの大エースとして無双していた斉藤和巳投手が爆裂していた年で
(2003年20勝3敗、2006年18勝5敗)沢村賞も最多賞も逃しているんですよね。
西武でのNPB8年間で防御率2.95 108勝 60敗 1402.2回 1355奪三振 72完投
改めて見ると立派な数字ですね~。
2006年にポスティングでボストン・レッドソックスが5111万1111ドル11セント
(当時のレートで約60億1000万円)で交渉兼を獲得して海を渡りましたが
期待されたほどの成績を残すことは出来ませんでしたね。
MLBの8年間で防御率4.45 56勝 43敗 790.1回 720奪三振 1完投と
期待値には及びませんでしたね。
メジャーの固いマウンドや中4日での登板などにフィットできなかった
部分がありますし、肘にメスも入れているので仕方がない部分も
有るんでしょうかね・・・。
それにしても、最初2年は良かったですが松坂投手がここまで通用せずに
帰国するとは全く思いませんでした(@_@)
松坂(ソフトバンク)2017シーズンの復活はある?
さて、2014年からソフトバンクに所属している松坂大輔投手ですが、
帰国当時のポンコツっぷりにそれはそれは叩かれましたね。
上のデビュー当時の動画と比較すると躍動感皆無・・・。
完全に上半身がつっかえた手投げになっていますね。
下半身の劣化と、太り過ぎと、怪我による不安からの不安定さ、
メジャーの固いマウンドでのフォームの劣化などが原因として
挙げられると思います。
怪我を経て右肩の可動域が低くなったため、無理に上半身をひねって
バランスが取れなくなっているように思いますね。
結果窮屈なフォームになって上半身が棒立ちな手投げフォームになって
結果球威も出ないという悪循環・・・。
3年契約の2年間はロクに投げることも出来なくて、ソフトバンクファンから
ボロカスなコメントを書かれているのを見ると寂しい気持ちでした。
もう150キロの速球は無理で、軟投派への転向を図らないと生き残りは
難しいなぁと思っていたら、契約最終年である3月25日の対広島とのオープン戦で
快投を見せてくれました!!
もう駄目かと思っていたので素直に嬉しいですね。
勿論オープン戦でともに調整段階ですし、広島のWBC参加組である
田中・菊地・鈴木の主力3選手が出ていませんので一概には言えませんが、
最速142キロのストレートを軸にするのではなく、ツーシームとカットボールを
駆使して打者の手元でボールを動かすピッチングで打たせて取る軟投派の
ピッチングでしたね。
今の体調と調子を維持すれば完全復活とはいかないにせよ、中継ぎや先発に
怪我人が出た時に絶対声が掛かると思います。
これだけの実績を残した選手ですので、最後に一花咲かせて貰いたい
ものですね。
そこ、蝋燭が消える前の輝きとか言わない!!
松坂(ソフトバンク)オープン戦ノーノーでローテ入はいつ?
さて、そんな快投を見せてくれた松坂大輔投手ですが、残念ながら開幕ローテ
からは漏れてしまいます。
先発6枚が充実しすぎていて、昨年14勝8敗の武田翔太投手、15勝5敗の和田毅投手、
12勝3敗の千賀滉大投手、7勝3敗のバンデンハーク投手、9勝6敗の東浜巨投手、
7勝3敗の中田賢一投手が居ます。
ってこの面子でなんで去年優勝できなかったのか?と
よく考えたら、去年はぶっちぎりで突っ走っていたのに後半に日ハムが
常識的にはあり得ないほどの加速で追いついたんでしたね(^_^;)
話しを戻しまして、6人が一切怪我がなくシーズンを回せることはまず無いので
速くてGW、遅くても夏には出番が回ってくると思います。
それまで松坂投手はしっかりと走り込んでカラダを絞り込んでいて欲しい
ところですね!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本球界に復帰してからの2年間は全く稼働できず、かつだらしなく太ってしまって、
かつてイチロー選手が指摘した野球に対する考え方の甘さが散見されましたが、
最終年は最後の輝きを放ってもらいたいものですね。
松坂大輔投手の復活に期待しましょう!!
最後まで記事を読んで頂きましてありがとうございました!!