みなさんこんにちは、たかパパです。
熱戦を繰り広げた夏の甲子園も終わり、
軽く甲子園ロスが続く筆者です(笑)
しかし、あの甲子園で激闘を繰り広げた
高校野球の球児たちが世界を舞台に戦う
U18のWBSCが9月から開催されます!!
甲子園を沸かせた広陵の中村君や花咲徳栄
清水君、秀岳館の左腕ダブルエースの
川端君、田丸君、そして早稲田実業の清宮君
たちと、まさにオールスターチームです!
↓U18日本代表チームについてはこちら↓
そんな日本代表が出場するWBSC U18ベースボール
ワールドカップについて色々と調べてみました。
大会概要、日程、出場チーム、優勝候補予想、
そして試合結果(随時更新)など、盛りだくさんで
お届けいたします。
目次
第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ 大会概要
出展元:http://www.japan-baseball.jp/
第28回U18ベースボールワールドカップは
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催
する国際大会で、出場資格は16歳~18歳の
野球選手です。
正式名称はWBSC U-18ワールドカップと
なっていますが、1981年~2012年までは
AAA世界野球選手権大会、2013年は
18U野球ワールドカップと大会の名称が
変更されてきています。
1981~2012年までのAAA世界野球選手権
大会時代は毎年開催でしたが、2013年の
U18野球W杯以降は2年に1度開催される事が
通例になっています。
過去の大会の優勝国を以下の通りです。
■AAA世界野球選手権大会(1981~2012) 優勝国・優勝回数
キューバ:11回
アメリカ:6回
韓国:5回
チャイニーズタイペイ(台湾):2回
カナダ:1回
■18U野球ワールドカップ(2013年 台湾開催)
優勝:アメリカ
準優勝:日本
■U18野球W杯(2015年 日本開催)
優勝:アメリカ
準優勝:日本
侍ジャパンの正代表はWBCで2度の優勝を
果たしていますが、U18だと何故優勝経験が
ないのか疑問に思い調べた所、かつての
AAA世界野球選手権大会時代は夏の甲子園大会と
開催期間が重なっていたため、日本代表が出場
することが殆ど無かったからのようです。
2013年の18U野球ワールドカップからは、
夏の甲子園の日程が終了した後の9月から
開催されるようになったので、日本代表も
文字通り選抜メンバーで出場が可能となり、
2大会連続で準優勝という結果を残しています。
前回は1年生だった清宮君や現楽天のオコエ
選手などが話題になりましたよね!
第28回 WBSC U-18 大会期間・日程は?
第28回 WBSC U18の大会期間及び日程は
以下の通りとなっています。
大会開催期間:2017年9月1日~9月11日
オープニングラウンド
9月1日(金)22:30 メキシコ – 日本
9月3日(日)6:00 日本 – アメリカ
9月4日(月)6:00 日本 – キューバ
9月5日(火)3:00 オランダ – 日本
9月5日(火)22:30 日本 – 南アフリカ
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)
※オープニングラウンドの上位3チームが
スーパーラウンドへ進出。下位3チームは
順位決定戦へ
スーパーラウンド
9月7日(木)~9月9日(土)
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)
スーパーラウンドはオープニングラウンドの
A、B組の上位各3チームが進出。
6チームで順位を争う。
日本は1次Rで別組だったグループA上位の
3チームと対戦。
1次Rの成績を持ち越し、米国に敗れて
キューバに勝っている日本は1勝1敗から
スタート。
2位以内に入れば10日
(日本時間11日午前6時開始予定)の決勝へ。
※スーパーラウンドの上位2チームが決勝戦へ
決勝戦・3位決定戦
9月11日(月)
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)
開催地:カナダ サンダー・ベイ
U18野球W杯2017の参加国
参加12か国は以下の通りとなっています。
グループAの注目はカナダ、韓国、オーストラリア
といったところでしょうか。
日本の入ったグループBは・・・えらいキツイ
グループですね・・。
優勝候補アメリカ、キューバ、メキシコの強豪に
近年躍進を遂げているオランダなど手ごわい
相手ばかりです。
グループA
カナダ、韓国、オーストラリア、ニカラグア、チャイニーズ・タイペイ(台湾)、イタリア
グループB
日本、アメリカ、オランダ、メキシコ、キューバ、南アフリカ
ちょっと取りこぼすと流石のU18侍ジャパンも
予選落ちすらあり得る組み合わせですね。
U18野球W杯2017 優勝候補は?アメリカ?日本?
さて、そんなU18侍ジャパンですが、勿論
目指すのは悲願の世界一!
ライバルとなる優勝候補はどこでしょう?
まず優勝候補筆頭は、AAA世界野球選手権
大会の時代を含めて8度世界一のアメリカ
でしょう。
そして、もう一つの強豪国で野球大国である
キューバも見逃せません。
2年前のU15 WBSC日本大会では見事優勝!
恐らくはその際のメンバーも選出されて
いると思います。
そして近年躍進著しいオランダ。
そして開催国であるカナダ。
Aブロックですので、グループBを勝ち抜いて
以降ですが、強敵には違いありません。
ウインタースポーツが主体のカナダでは
アイスホッケーなどに選手が行くために、
実質「高校野球」は存在しないそうです。
野球をやりたい子はセミプロリーグの
ジュニアチームに所属するとのこと。
後は日本戦に120%の状態で意欲を燃やす
韓国代表も要注意ですね。
もちろん我らが侍ジャパンも優勝候補として
外せませんね!
U18野球W杯2017の結果速報
■OPラウンド B組 対メキシコ戦
試合開始9/1(金)22:30 試合会場ポートアーサー・スタジアム
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
日本 0 3 0 0 1 0 5 0 1 10 11 2
メキシコ 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 3 0
※U18侍ジャパンが11安打で圧勝!
核弾頭藤原君が大活躍。日大三の井上君も
スリーランの大活躍でした。
■OPラウンド B組 対アメリカ戦
試合開始9/3(日)5:00 試合会場ポートアーサー・スタジアム
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
アメリカ 0 2 0 0 1 1 0 0 0 4 7 1
日本 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
※投手陣は23奪三振も打線が沈黙し完封負け。
95マイルのツーシームなんて初見の高校生に
打てる訳がないですよね・・・。
完全に力負けでしたね。
■OPラウンド B組 対キューバ戦
試合開始9/4(月)6:00 試合会場ポートアーサー・スタジアム
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
キューバ 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 4 1
日本 2 0 2 0 0 2 0 1 X 7 9 1
※投打がかみ合って全勝中のキューバに快勝!
報徳学園の2年生小園君が3安打2打点の大活躍。
■OPラウンド B組 対オランダ戦
試合開始9/5(火)3:00 試合会場ポートアーサー・スタジアム
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
日本 0 0 0 0 0 2 0 1 0 3 7 1
オランダ 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 3 1
※7安打で日本逆転勝利!スーパーラウンド進出決定!
秀岳館田浦君が継投で4回9奪三振!
■OPラウンド B組 対南アフリカ戦
試合開始9/5(火)22:30 試合会場ポートアーサー・スタジアム
チーム名1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
南ア 0 0 0 0 0 0 0 0 3 7
日本 0 1 6 1 2 2 X 12 10 1
※日本が大量得点で7回コールド勝ちで2位確定!
清宮君110号!
※OPラウンドのBグループ順位が
確定しました。
Aグループ
1位 韓国
2位 カナダ
3位 オーストラリア
Bグループ
1位 アメリカ
2位 日本
3位 キューバ
日本は1次Rで別組だったグループA上位の
3チームと対戦。
1次Rの成績を持ち越し、米国に敗れて
キューバに勝っている日本は1勝1敗から
スタート。
■スーパーラウンド 対オーストラリア戦
試合開始9/7(木)22:30 試合会場ポートアーサー・スタジアム
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計 安 失
豪州 0 0 0 2 0 1 0 0 0 0 0 3 9 1
日本 2 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1X 4 12 1
※延長11回タイブレークで履正社安田君が値千金の
サヨナラ打で勝利!
■スーパーラウンド 対カナダ戦
試合開始9/9(土)06:00 試合会場ポートアーサー・スタジアム
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
カナダ 0 2 0 0 1 0 3 0 0 6 6 4
日本 0 1 0 0 1 2 0 0 0 4 11 2
※守備の乱れでカナダ相手に痛い黒星・・・。
※日本の決勝進出条件
もうアメリカ1位は確定として、
日本が2位になるには次の韓国戦勝利が
絶対条件となりますね。
となると、韓国・日本・カナダが
3勝2敗となります。
対戦結果で決定ですので、得失点差で
なんとかカナダを差し切れれば・・・。
(1)該当チーム間の勝敗で決定
(2)該当チーム間のTQB(Total Quality Balance)で上位2チームを決め、上位2チームは対戦結果で決定。
※TQB=(得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング)
(3)ER-TQB(自責点によるTQB)で決定
※ER-TQB=(相手自責点による得点/攻撃イニング)-(自責点/守備イニング)
(4)該当チーム間の打率により決定
(5)コイントス
■スーパーラウンド 対韓国戦
試合開始9/10(日)02:00 試合会場ポートアーサー・スタジアム
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
日本 0 3 0 0 0 1 0 0 0 4 5 3
韓国 3 2 0 1 0 0 0 0 X 6 7 3
※投打に韓国が一枚上手でしたね。
ていうか監督は田浦君を潰す気か!
■3位決定戦 日本×カナダ戦
9/11(月) 1:00 試合会場ポートアーサー・スタジアム
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
日本 0 0 4 2 0 0 1 0 1 8 9 0
カナダ 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 5 3
※カナダへのスーパーラウンドでの借りを
返す快勝で3位確定!
っていうか韓国戦で三浦君使えよ・・・。
■決勝戦 アメリカ×韓国戦
9/11(月) 6:00
筆者の大会総括
3位という成績は不本意ではありましたが、
これで夏から続いてきた球児たちの激戦も
終わりで寂しい限りですね。
筆者の感想としては・・・。
①金属バットからの切り替えである程度
打てないのは仕方ないが、小技をからめる
ことを考えると野手の選考が悪すぎ。
もう少しコンパクトなチームバッティングを
しないと格上からは得点不可。
中村君増田君は対応しきれていない感が
強かったですね。
たかが10数打席ですから対応しきれなくても
仕方がない気もしますが・・・
②投手7枚は少なすぎ。秀岳館の左腕2枚との
相性を考えるといっそ幸地君連れてきた方が
良かったくらい・・・
③小枝監督の采配古すぎ。調子の良い投手
一辺倒。なんとも旧態然とした高校野球の
采配でございました・・・。
ていうか田浦君を潰す気か!
U18野球W杯(WBSC2017)関連記事はこちら!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
清宮君を中心に素晴らしい選手が集結
したU18侍ジャパン。
悲願である世界一目指して頑張って
頂きたいものですね!
若き侍たちの飛躍に期待しましょう!!
最後まで読んで頂きまして有難うございました!