出典：http://plaza.rakuten.co.jp/wakawrgbar/diary/201205090000/
プロ入り14年目を迎えた、ミスター・タイガースこと鳥谷敬内野手。
昨年の極度の不振はどこえやら、今年は開幕から9試合連続安打、打率も
4割越えでトップを独走して、自身絶好調でチームを引っ張っています。
金本監督が去年掲げた”超変革”に1年遅れで応えた鳥谷選手。
去年の不振はなぜ？今年の鳥谷選手はどお？など気になること満載ですが、
とりあえず鳥谷選手のこれまでの道程をみていきましょう。
↓セリーグ選手の人気記事はこちら↓
鳥谷選手のこれまでの経歴、成績。
鳥谷選手は、あの”お笑い界のレジェンド”志村けんさんや、”史上最高の二塁手”広島カープの菊池涼介選手などと同じ東京都東村山市出身。小学校から野球を始め、中学からシニアのチーム、”瑞穂シニア”に所属。卒業後、聖望学園高校へ進学。３年時に遊撃手兼投手として甲子園出場するも初戦敗退。ちなみにこの試合、リリーフで登板し、143㎞をマークしています。すごすぎです。鳥谷選手、ピッチャーもできるんです。才能ですね。(笑)
卒業後、早稲田大学に進学し、ショートに専念。この時からずっとショートだったんですね。２年生時の春に３冠王、４年生時の秋にも２度目の３冠王に輝くなど、大学通算、打率.333、本塁打11、打点71と華々しい活躍を見せ、2003年ドラフト自由獲得枠で阪神タイガースに入団。入団を決めた理由が、天然芝の球場でのプレーを希望していたからだそうです。このとき、読売ジャイアンツや横浜ベイスターズなど複数球団からのオファーもあったそうですが、「お金で自分の将来は決めたくないし、そんな人間だと思われたくない」と他球団のオファーを断りました。鳥谷選手、コメントもイケメンでした！かっこいいですね。
2004年、1年目の後半あたりからほぼレギュラー。打率.251、本3、点17。
2005年、ショートのレギュラーの藤本敦士選手がセカンドにコンバートされたのをきっかけに開幕から正ショートとして全試合出場。シーズン打率.278、本９、点52とまずまずの成績をあげ、この年セ・リーグ制覇し、日本シリーズ出場！しかし4連敗で日本一は逃す。ちなみにこの年からいまだにシーズン全試合出場を続けています！鉄人です！
2006年、打率.289、本15、点58。この年、阪神はエースの井川投手がポスティングシステムでニューヨーク・ヤンキースに移籍する。
2007年、チームの切り込み隊長の赤星選手が椎間板ヘルニアのため戦線離脱。それによって1番として全試合出場を果たす。しかし成績は打率.273、本10、点43と前年よりダウンした。
2008年、6番などに座り全試合フルイニング出場。打率.281、本13、点80と自己最多打点を記録した。
2009年、4番金本選手(現監督)の前の3番を任される。打率.288、本20、点75と自身初の20本塁打越え。この年けがで引退に追い込まれた赤星選手に代わってチームの選手会長に選ばれる。
2010年、開幕から3番に定着。月間MVPも初受賞。シーズン打率.301、本19、点104とショートとしては史上初の100打点越えを記録。自己最高の成績を残す。
2011年、2年連続の打率3割越えをはたし、9月には国内FA権を取得するも、行使せず残留する。シーズン打率.300、本5、点51。
2012年、打率.262、本8、点59と、やや成績を落とす。この年もFA権は行使せず残留する。オフに第3回WBCの代表候補に選ばれた。チームとしてはこの年、クローザーの藤川球児投手がFAでシカゴ・カブスに、城島健司捕手と現監督の金本知憲選手が現役を引退する。
2013年、WBCの日本代表として本選出場。対オランダ戦で1番セカンドで先発出場。なんと先頭打者ホームランを放つなどで勝利に貢献し決勝ラウンドに進むが、準決勝のプエルトリコ戦に敗れ、惜しくも世界一を逃してしまう。シーズンは変わらず3番ショートで開幕から出場。打率.282、本10、点65。この年、なんと4番も打ちました。
2014年、久しぶりの”1番ショート”でスタメン開幕。2012年からの3年連続フルイニング出場を果たす。成績も打率.313、本8、点73と自身の最高打率を更新する。チームはクライマックスシリーズファイナルステージで巨人に4連勝して、初のCSを勝ち抜いての日本シリーズ出場をはたす。が、日本シリーズは1勝4敗でソフトバンクホークスに敗れてしまう。
2015年、4年連続フルイニング出場、3年連続ベストナイン。打率.281、本6、点42。そしてこのシーズンオフ、金本新監督が誕生！早々と2016年のレギュラーを確約され、より高い成績を求められることになる。
2016年、6番からの開幕。前半戦から絶不調で28打席連続ノーヒットなどを記録。とうとう7月にスタメンを外れ、連続フルイニング出場は667で途切れてしまう。この時から若手の北條史也選手がショートを守るようになり、代打での出場や、サードでの起用が増える。シーズン打率.236、本7、点36とレギュラーを取った2年目以降、最低の成績で2016年を終える。鳥谷選手の実力からすれば最も不本意なシーズンだったと思われます。
鳥谷選手の年棒の推移
出典：http://everyday-e-news.com/people/toritanitakashi/
1年目2004年、年棒1500万。
2年目2005年、年棒2000万。
3年目2006年、年棒3800万。
4年目3007年、年棒7000万。
5年目2008年、年棒9100万。
6年目2009年、年棒1億3000万。
7年目2010年、年棒1億6000万。
8年目2011年、年棒2億6000万。
9年目2012年、年棒3億。
10年目2013年、年棒2億8000万。
11年目2014年、年棒3億。
12年目2015年、年棒4億。
13年目2016年、年棒4億。
こうして見ると、一度2013年にダウンしてますが、あとは毎年年棒アップしてます。
成績も含め阪神になくてはならない存在の鳥谷選手。
当然の年棒だと思われます。
2016年の不調により4億円は高すぎるのでは？という声も聞かれましたが、
ここは2015年に5年の複数年契約を結んでいたためダウンには至りませんでした。
しかし、いたたまれない思いなのは鳥谷選手自身ではないでしょうか？
これが今年の絶好調につながっていると思います。
今シーズンが終われば納得の4億円になることでしょう！期待しましょう！
メジャー挑戦断念！鳥谷選手になにがあったか？
出典：https://hanshintigers.jp/news/topics/info_2147.html
2014年のシーズン終了後、海外FA権を行使すると宣言。
移籍を海外に絞って名乗り出る球団を待つ形になります。
代理人はA・ロッドや松坂大輔を担当したスコット・ボラス氏。
しかしメジャーのスカウト達は「あと3年早く挑戦に乗り出していたら、大活躍しただろう」
と口を揃えていたそうです。
メジャーでは年齢がネックになることが非常に多く、大方の見方は
“峠を越している”というものでした。
2014年時点で32歳。ボラス氏は、全試合フルイニング出場を続けていた
鳥谷選手を「日本のカル・リプケン」、「日本のアイアンマン」などと
体の強さを強調して売り出していましたが、現に打率こそ自己最高の.313を
記録したが、本塁打や打点などは低下していたため、根本的なパワー不足が
影響したのではないでしょうか。
結局、複数年契約を望んでいた鳥谷選手を獲得したい球団は現れず、結果的に
阪神に残留する形となりました。
しかし、ある関係者は、鳥谷選手がもし単年契約でもよかったら、
名乗り出る球団はあった。と言っていたそうです。
阪神ファンとすれば行ってくれないでホッとしたというのが本音でしょうが、
鳥谷選手の個人的ファンにとってはメジャーで活躍する姿も見てみたかったと
言うのが本音でしょうね。
それからスッパリ、”生涯阪神”を貫く鳥谷選手。男らしいです！かっこいいです！
イケメン鳥谷選手の奥様とは？やっぱり美人さん？
出典：http://iine1.net/toritani-492
鳥谷選手は、阪神入団2年目のオフに、1年先輩の野球部のマネージャーだった女性と早々と結婚しています。かわいい奥様ですね。2006、2008年には男の子が、2010年には女の子をそれぞれ授かっていらっしゃいます。プロフェッショナルを貫く鳥谷選手は、早くから身を固めて野球に専念したかったんではないでしょうか。鳥谷選手らしいですね。
まとめ
2017年、今年。開幕から絶好調！”6番サード”で一時.441の高打率をキープ！チームも好調で現時点でペナント2位で首位広島に迫ってます。もちろん鳥谷選手の活躍のおかげですね。これからの阪神と鳥谷選手から目が離せませんよ！それではまた。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。